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【第1回オープンカレッジ Peer to Peer Coaching 開催しました】

HLABでは、下北沢レジデンシャル・カレッジのオープンに先立ち、カレッジについてや、そこで行われる様々なプログラムについて知っていただくため、オープンカレッジを開催しています。
第1回である今回は、下北沢レジデンシャル・カレッジの説明に加えて、キャリアプログラムの一つとして実施を予定している”Peer to Peer Coaching”を一足早く体験していただきました。金曜の夜ではありましたが、30名程度の方に参加していただくことができました。

P2P集合写真

Peer to Peer Coachingとは?

Peer to Peer Coachingとは、個人の「課題の明確化」や「意思決定の推進」を目的とし、「壁打ち(=自分の考えを言語化すること)」をピア・メンター(=年齢・社会的立場が近しい仲間)と交互に行う実践型ワークショップです。ワークショップの参加者は、プライベートの悩みからキャリアに関するものまで、悩んでいることを一つ選び、ペアと一緒にそのトピックについて対話演習を行います。

対話演習では、ペアになり「話し手(コーチイー|coachee)」と「聞き手(コーチ|coach)」の役割にわかれます。実際に対話演習を行う前に、コーチングの基本的な方法や注意事項について簡単にレクチャーがあります。例えば、聞き手に対して効果的な質問や、反対に不適切な質問、態度などをレクチャーし、実際の演習に備えます。
実際の対話演習では、以下の4ステップで進みます。

STEP 1. REFLECT ​課題について考える
STEP 2. COACHEE 話し手:自分の話をする
STEP 3. COACH 聞き手:聞く・共感する
STEP 4. SWITCH 聞き手と話し手を交代

STEP 1. では、個人的な課題や解決したい悩みについて考え、パートナーと話し合えるように準備を行います。
STEP 2. では、「話し手」は個人的な課題について「聞き手」に話します(=課題を言語化する壁打ちのイメージ)。
STEP 3. では、「聞き手」は壁打ちでいうところの"壁"として「話し手」の話をよく聞き、質問を投げかけます。
STEP 4. で、​時間がきたら「話し手」と「聞き手」の役割を交代し、STEP2からプロセス繰り返します。

課題に集中して効率的に取り組むため、一つの対話は15分と短く設定されています。一見短いようにも思えますが、日常生活でも、実際に相談を受けたり、したりするのは時間が限られている状況が多いため、実際の現場に即した演習だと言えます。

参加者の皆様からの感想

実際に、初めてコーチングを体験したという参加者の方もいらっしゃり、

「自分で思っていた以上に話を聞くって難しい。​傾聴することや質問することの良い練習になった。」

など、難しさを感じたという声もありました。

セッション後は多くの方が心なしかすっきりとした表情で、少しでももやもやの解決に役立ったのならと嬉しく思います。自分の悩みを言語化し、壁打ちのように相手に投げかけることで、自分の中にある答えにおのずと気づくことができるのが、Peer to Peer Coachingの面白いところです。参加者のみなさんからは、

「とても充実していました。問いを投げて、そこから考えも気持ちも前向きになってもらうことの楽しさを改めて感じることができました。」
「モヤッとしたことが15分ですっきりしました。」

など嬉しい感想もいただくことができました。

下北沢レジデンシャル・カレッジ、入居者募集中です!

これから下北沢レジデンシャル・カレッジ開校までに、さらにプログラムをブラッシュアップしていきます。みなさんが安心して取り組むことができ、日々のもやもやを解消できるようなプログラムにしたいと思っています。

下北沢レジデンシャル・カレッジでは、現在0期生を募集しています。応募期限が10月10日(土)と迫っておりますので興味のある方はぜひお早めにチェックしてみてくださいね。下北沢レジデンシャル・カレッジについての詳細はこちらをご覧ください。説明会なども順次開催していますので、ぜひご参加ください。

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