去年の今日は、ラグビーワールドカップの開会式だった。
去年の今日。つまり2019年9月20日は、ラグビーワールドカップの開会式と、開幕試合の日だった。
Noteを始めて以来ずっとサッカーについて書いてきているけれど、自分的には、ラグビーファン歴の方が長い。サッカーは実は「マイアミの奇跡」から見るようになったのだが、ラグビーは1980年代の早慶明全盛時代から見ているし、1987年の第1回ワールドカップでのアメリカ戦の惜敗やオーストラリア戦の善戦、1991年の第2回ワールドカップでの吉田義人の3人抜きからのトライ、1995年第3回大会での145-17の悔しさなど、いろいろな思い出がある。
現地には1999年大会を見に行った。事前の期待は高かった平尾ジャパン。組み合わせもウェールズ、サモア、アルゼンチンと比較的恵まれていたのに、トライもほとんど取れずに全敗。見に行ったのはアルゼンチン戦だったが、やりたいラグビーもできない完敗だった。
2015年の南アフリカへの勝利、いわゆる「ブライトンの奇跡」は、深夜テレビで見ていた。強豪国に勝ったら泣くだろうとずっと思っていたが、試合が終わった瞬間、感動と驚きのあまり、涙どころか全身が瘧のように震えだしてきた。
待ちに待った日本でのラグビーワールドカップ。「4年に一度じゃない、一生に一度だ」のキャッチコピーに理性を失い、チケット購入は15試合分(笑)。うち一試合中止になったが、本当に素晴らしい一ヶ月半だった。
開会式、ラグビーワールドカップの公式アンセム「World in Union」をコーラスと歌った時からまず涙ぐみ、試合前には君が代を歌い、試合後には涙した。ロシアに勝っても泣くことはないだろうと思っていたが、1999年大会を見に行ったのに完敗したことを思い出し、それからの20年間、4年ごとに夢見ながらかなわなかった初勝利を目の当たりにして、どうにも涙がとまらなかった。
去年のこの週末は、金曜日に開幕戦のジャパン対ロシア戦を見て、土曜日には横浜でオールブラックス対スプリングボクス、日曜日にはやはり横浜でアイルランド対スコットランドという3日連続の観戦だった。今思い出しても、最高の週末だった。
開会式の前に上空を飛んだブルーインパルス
オープニングセレモニー
2019年9月20日 日本対ロシア戦
リーチのオフロードパス
姫野のオフロードパス
大会を通じて大活躍したラファエレ
ラファエレから田村へのオフロードパス
田村に願いを託すラファエレ。ボールを受け取った田村。
2019年9月21日、オールブラックス対スプリングボクス
この日は、札幌まで行ってオーストラリア対フィジーを見に行こうかとも思っていたのだが、こちらの試合が手に入ったので札幌をやめた。時間的には、ギリギリ間に合う可能性もあったのだけれど、同一IDだと一日に変える切符は一試合分だけというレギュレーションだったので。
試合前、味スタでやっていたフランス対アルゼンチンを鈴なりになってパブリックビューイング。ラグビーを本当に愛している人たちなんだなあ。
タッチに出さず味方にボールをつないで反撃!
来シーズンからなんと日本でプレーするボーデン・バレット
世界最高峰の戦い。
2019年9月22日 アイルランド対スコットランド
試合前。他会場で行われているイタリア対ナミビアを鈴なりになってパブリックビューイング。ほんと、ラグビー見ていられると幸せなんだ。
なんと来シーズンから日本でプレーするレイドロー。
この一ヶ月半、本当に楽しかったなあ・・・・。
一週間後は、ジャパン対アイルランドとオーストラリア対ウェールズ戦へ。