地方学生の就活体験記【22卒】
はじめまして。地方国公立大学4年のrinkaと申します。
大学4年の6月に専門商社に内定をいただき、就職活動を終えました。
自分なりにたくさん考え、自分の過去と将来に真剣に向き合った就職活動の記録を残そうと思い、このnoteを書かせていただきます。
就活の流れ
まず、私がどのように就活をしていたかを簡単に振り返ります。
大学3年生4月:就活開始
私の就活は、就活サービスのWEBセミナーを受講することから始まりました。当時の私は、何をすれば良いのか全く分からず、とりあえずあらゆることをインプットしまくっていました。(ESの書き方、面接のコツ、採用動向等)
5月:GD練習会に参加
上記のWEBセミナーで、「GD練習は早く始めた方が良い」という話を聞いたことがきっかけで、GD練習ができるコミュニティに参加し、GDの場数を踏みました。私はこの時、Twitterを使って就活仲間を作り、そこで知り合った人が作ったコミュニティに参加しました。初対面の人たちとZoomを使ってGD練習した経験は、この後に参加するサマーインターンでとても役に立ちました。
6月~7月:サマーインターンエントリー
初めて「お祈り」を経験したのもこの時期です。
祈られることって意外とダメージを受けるなと感じたのを覚えています。笑
この期間を通して、ESの書き方を身をもって学べたこと、面接を経験したこと、祈られることに慣れたこと、等たくさん成長することができたと思っています。
8月~9月:サマーインターン参加
グループワークをたくさん経験し、「チームで一つのことをする時、自分がどんな役割になることが多いか」「自分の力を最も発揮できるのはどの役割か」を知ることができました。
10月~11月:就活軸等の見直し
サマーインターンを終え、自分のやりたいことと当時見ていた業界のミスマッチに気付いたため、就活軸や業界、業種すべてを見直すことにしました。
説明会に参加したり、いろんな業界のビジネスモデルを調べたりする中で、自分のやりたいことを実現できる場所や、絶対に譲れない軸を明確にすることができました。
12月~6月:本選考
場数を踏むことが必要だと考えていたため、12月から1月にかけてはエントリー受付が早いベンチャー企業等を中心にESを出し、面接を受けていました。
12月時点で第一志望は商社であったため、商社の面接が始まる6月までに面接の質を上げることを念頭に本選考に臨んでいました。
6月に専門商社から内定をいただき、就活を終えました。
やってよかったこと
①違う大学の就活仲間を作ること
東京で就職をしたいと考えていたため、首都圏の就活生と仲良くなり、一緒に就活をしていました。先ほど挙げたGD練習もその一環です。
地方に居るとどうしても「自分が就活生の中でどのくらいに位置しているのか」が分かりづらいため、意識をして外とのコミュニケーションを取るようにしていました。
自分のレベル感を知ることに加えて、就活仲間から刺激を受け、就活のモチベーションを高く維持し続けることができました。
②就活エージェントを活用すること
私は大学3年生10月ごろからinteeさんにお世話になりました。
セミナーやメンターの方との面談を通して、自分のやりたいことや軸を明確にすることができました。自分だけで考えているよりも、その考えをアウトプットしてフィードバックをもらうことで、納得感のある軸を見つけやすくなると思います。
また、メンターの方から私に合いそうな企業を紹介していただき、自分一人で就活をしていたら出会うことができなかった企業を知ることができた点も良かったと感じています。
③面接の場数を踏むこと
場数を踏むことのメリットは「面接の雰囲気に慣れること」「質問への対応力が身につくこと」だと考えています。
就活を通して、面接にリラックスして臨めるかどうかは本当に大切だと感じました。個人的な意見にはなりますが、面接の時には自分がその場の空気を作ることができるかどうかがカギになると思います。
本選考を受けたり、模擬面接をしたりしながら、自分なりの面接必勝法を見つけることをおすすめします。ちなみに私の場合は、誰よりも笑顔で話すこと、全てのエピソードに共通した強みを織り交ぜること、あえて隙を作って面接官の方に突っ込んでもらえるようにすることの3つを必ず実践するようにしていました。
やっておけばよかったと思うこと
①業界を幅広く見ること
私は3年生の夏時点では金融業界に絞って見ていましたが、サマーインターンを経てミスマッチに気づき、志望業界を変更しました。
その際、夏に金融業界しか見ていなかったため、他の業界のことが全く分からず、焦ってあらゆる説明会に参加することになりました。
「夏のうちから幅広く見ておけば、もっといろんな業界のことを知れていたのに…」ととても後悔したので、興味のない業界でも説明会やインターンに参加して、まずは知ろうとすることがとても大切だと感じました。
たくさんの社会人の方のお話を聞けるのも就活生の特権なので、皆さんには食わず嫌いをせずに幅広く見ていただきたいと思っています。
②周りの人に頼りまくること
就活は周りの人にたくさん頼ることをオススメします。
ES添削、面接練習、OB訪問、自己分析の壁打ち等一人ではできないことがたくさんあるので、持っている人脈をフルに使って後悔のない就活をしていただきたいです。
③適度に息抜きをすること
私は3年生の4月から就活を終えた4年生の6月まで、ほとんど友達と遊ぶこともせず就活に向き合い続けました。就活のことを考えなかった日はなかったくらい就活漬けの日々を送っていたので、必要以上に焦ってしまったり自分を追い込んでしまったりしたことがありました。
もちろん、就活は人生において大切なイベントの一つではありますが、適度な息抜きをしつつ、自分なりのペースを維持して取り組むことが大切だと身をもって実感しました。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
私が就活を通して一番大切だと感じたことは、正直であることです。
自分のやりたいことに正直であることはもちろん、どんな場面でも嘘偽りのない自分を伝えることを徹底していました。
見栄を張らずありのままの自分で就活に挑むことが、就活の納得感を高めることに繋がると思います。
大変なことや悩むこともたくさんあるかと思いますが、自分に自信を持って就活を楽しんでいただけたらと思います。
皆さんの就活が成功することを祈っています。頑張ってください!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?