見出し画像

地上波でデロリアン!

皆さん、今夜のご予定はどのようになっておりますでしょうか。

華の金曜日。

緊急事態宣言も、フェイズ3まで緩和されました。

まだまだ予断は許されない状況です。

が、この時期に外で飲む酒は美味い…。

冷えたビール…。

塩の効いた枝豆…。

日本の夏!

それもあらがえない事実!

様子見しつつ、上手ーいこと日常と付き合っていきたい所存です。


しかし!

今夜は!

外で飲んでる場合じゃないんです!

それは何故か!


金曜ロードショーでバック・トゥ・ザ・フューチャーを放送するからです!



…すみません、テンションぶち上がりました。

思わずビーナスフォートでのデロリアンと筆者のツーショットを、

アップロードしてしまいました。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下、BTTF)は僕の中の、

「記憶を失ってまっさらの状態でもう一回見たい映画リスト」

の内の一本となっております。

人間は忘れられますが、知らない状態には戻れません。

もしもこの記事を読んでくださってる方が、

映画をまだご覧になってないのならば、

正直うらやましい…。

知らない状態でこの映画に触れられるなんて、

この映画を鑑賞するには最高の環境だと断言します。

ちなみに何回も見て内容を把握してるのに、

僕は毎回手に汗を握ります

地上波で最後にこの三部作が放送されたのは2005年。

ティーンのころにそれ、見ました。

塾サボって友達の家で見てました。

隣で見てた友人(なんとBTTF初見だった)が見終わってひとこと、

「ゼメキスすげぇ…みんなに教えないと」

とのたまったのは死ぬまで忘れないと思います。


さて、本作のあらすじを説明とか、

そういうこすり尽されたネタはやりません。

僕も気になってる今回の注目ポイントを2点お伝えしたい!

ポイントその①:山寺マーティ地上波初放送!

はい、みなさんのポカンとした顔が回線の向こう側から見えております(笑)

何を言っているのかをご説明しますね。

まず、基本的に吹き替え作品は地上波とブルーレイなどのソフト版とで、

吹き替え声優さんが違う場合が多いです。

配役や脚本、演出が違うので、微妙に異なる味わいを楽しめます。

これまで何度も放映されてきたBTTFは、

いわゆる「三ツ矢マーティ」と呼ばれるバージョンでした。

(吹き替えファンは「担当声優の名字+役名or役者名」でバージョン呼称することがあります)

キテレツ大百科のトンガリ役やタッチの上杉達也役で有名であり、

また昨今では本人のキャラクターを生かして、

バラエティでの活躍も拝見するベテラン声優、三ツ矢雄二さんです。

これまで地上波で放映される場合、「三ツ矢マーティ」が基本でした。

しかし、今日放映されるBTTFは、なんとソフト版吹き替え

マーティを担当するのは皆さんご存知、山寺宏一さんです!

(私見ですが、日本が国葬を出すべき重要人物だと思っています)

三ツ矢マーティのちょっと情けないけどカッコいいキャラクターが、

山寺マーティになるとちょと背伸びするけど芯のあるキャラに見えるのです。

(※個人の偏見と思い入れ満載の感想です)

相棒ドク・ブラウン博士ももちろん配役が違います。

三ツ矢マーティ版は穂積隆信さんが担当。

キテレツな発想から始まって、

とんでもないものを生み出したように見えるのが穂積ドク。

一方で山寺マーティ版では青野武さんが担当。

ホントに頭がめっちゃいいんだけど、

一周回っておかしなことしてる風に見えるのが青野ドクです。

(※もちろん個人の偏見と思い入れ満載の感想です)

メイン二人だけでも味付けの仕方で見える世界が変わってきます。

まずは今夜の山寺マーティをご堪能いただきたい!

僕は堪能します。


ポイントその②はSNSが発達した環境にあることです。

友人の名言

「ゼメキスすげぇ…みんなに教えないと」

この後半部分、その場でできちゃうんですよ!

すごくないですか!?

あの時あいつは週明けの学校のちょっと時差のある中で、

ゼメキスのすごさをみんなに伝えていました。

それ、リアルタイムでできるんですよ!

しかもものすごい沢山の人たちと。

ホント、すごくないですか!?


過去二つの記事でも紹介したうちのばあちゃん

とも、かなりの回数を見ました。

100回は言い過ぎですけど、たぶん50回くらいは見たと思います。

「字幕と吹き替えに貴賎なし。等しくエンターテイメントだ!」

という趣旨のコメントをしていた記憶があります。

一粒で何回もおいしいというのでお得さを感じてたんではないでしょうか。

名作になると、放送局ごとに何種類も吹き替え版が作られます。

ちなみに、「三ツ矢マーティ」はテレビ朝日版です。

最新の吹き替え版は2014年のBSジャパン制作の「宮川マーティ」

他のマイケル・J・フォックス作品の吹き替えを多数担当している、

俳優の宮川一朗太さんが担当しています。

これまたちょっと情けない系マーティなんですが、締まるとこはビシッとしてる印象でした。

ドクはなんと「山寺ドク」…そう、山寺宏一さんです!

両方やるんかい!というツッコミを当時いたしました(笑)

そして珍味としての吹き替えでフジテレビ版というのがあります。

これは割と有名なやつですが、マーティとドクをそれぞれ、

織田裕二さんと三宅裕司さんの、ダブルユージで担当しています!

なんでやねん!と一言だけ申し上げておきますね!

分かりやすい拾い物を一つ。

ちょっと内容に食い込むので、

本編未見の人は今日の23時以降に見てください。


さていろいろ言うてきましたが、

要するに僕は、

週末の映画枠にすごい注目があつまってる!

と、テレビ局にお伝えしたい所存でございます。

パンピーにそれがちょっとだけできる時代になりました。

そんで、ダイ・ハードとかロッキーとか、

昔ちょくちょくやってた映画をまた放送してほしいのですよ。

今では午後のロードショーでしかお目にかかれませんしね…。

週末の夜に爆発したっていいじゃないっすか…。


今回のBTTF放送は視聴者からの投票で決定しました。

民意の反映バンザイ!

映画体験の一番フランクな入口として、

各局の映画枠群雄割拠時代を望んでおります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?