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ノート2:人生はコメディで進め

放射線治療とわたし

自覚があんまりないんだけど、わたしは乳癌ステージⅡAで、放射線治療をしている。放射線治療って初めてだったから、初回はほんとにおどおどした。なんかレーザーみたいなのでジリジリ照射されるんだろうか、とか、MRIみたいに得体のしれない大きな機械(しかもたまにしゃべる)に飲み込まれて真っ暗闇の中でガンガンガンガン大きな音に苛まれるのだろうか、とか。

そんなド緊張のまま挑んだけど、実際はレーザーでもないし機械はしゃべらなかったし暗闇でもなかった。ただ、体にめっちゃマーキングする。おっぱいのまわりとか脇の下とか上半身ぜんぶにぐーるぐると。
照射位置を合わせるために大事らしいけど、わたしは焼肉屋にある「カルビはここ!」的な絵みたいだな~と思ってフフフとなった。肩ロースはここだよ~。おっぱいは焼肉にあるのかな?とか考えてたらあっという間に終わった。

このマーキングは消さないように注意しなければならないので、お風呂ではそーっと洗うんだけど、真夏だからどうしても汗で消えてく。だから治療の度にマーキング足されて毎回フフフとなってる。

残り16回。おいしいカルビの気持ちで乗り越えよう。 

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