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内面の良さが浮かび上がる笑顔を求めて風英堂比古之神

旅無香高堂=年またぎのご挨拶
《内面の良さが浮かび上がる笑顔を求めて風英堂比古之神の如く》
 2023年元旦、気持ち良い程温かく、鮮やか程青い空が広がった。行く年来る年の中継が始まると近所の猿江神社に2年参りに出かける。お神籤は中吉、「なに急ぎ花咲き はなの散るならむ 心しずけく 見むと思うに」とあった。

 2023年は卯年、年男だ。ある占いには飛び跳ねるウサギの様に「明確な結果が出る1年」とある占いに出た。「これまでの努力が少しずつ成果として現れ、今まで頑張ってきたことの成果が表れる飛躍の年となる」と。そして「運勢がガラッと変わる日、2023年3月27日を境に大きく動いていく」と具体的な日付も出ている。あることの結果を3年越しで待ちわびているが、それであって欲しいと願っている。
 すっかりとスピリチュアル風な香高堂だが、卯年の恋愛運に「内面の良さが浮かび上がってくるような笑顔が素敵な人が好きで、一瞬で恋に落ちる事」とも書かれている。恋すると、どんな人なのか、もっと知りたいという気持ちになるようだ。自分では全く気が付いていなかった。さらにどっしりと相手が構えてくれる人となら、深い愛を築けるとあるが、見果てぬ夢なのか。これまでの人生を振り返えると、運気には波があって、良い事も悪いことも目まぐるしく訪れる。
 
 元旦午後は呑み過ぎた酒酔いを醒ますため散歩に出るが、下町の浄土宗の寺、摩利支天、稲荷神社などを渡り歩く。神仏頼りの香高堂になってしまった。
 ある占いでは、帝王サインの「風神さん」の下に生まれ、好奇心旺盛でチャレンジ精神、頭の回転の速さと決断力を持ち、目標に向かって挑戦するらしい。直ぐに行動に移すようだが、すっかり鳴りを潜めている。挑戦は上昇志向で無く、「今の位置からは見えない場所にあるもの」を見たい好奇心らしい。
 一方、思わぬ壁に弱く、つまずく時があり、立ち直るのに時間がかかる。だが、迷った時間も後で「良い経験だった」と思える強さを持つようで、「今の苦しみだけに焦点を当てないように」と戒められている。
また、これまで集めてきた情報や経験が役立ち、頼られることになるようだが、「誰とでも気兼ねなく話せるが、本当に信頼できる相手はそこまで多くない」と見抜かれてもいる。流れにうまく乗れば驚く程の幸運を掴めるが、上手くいっている時は「油断をせず堅実に行動をせよ」と戒めもある。

 確実に前進できる良い事ばかりでないのが常、いつか与えられた「風英堂比古之神」と言う神の名の如く、風を感じて動く卯年になりそうだ。

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