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DS、バイデン政権の組織犯罪。ノルドストリーム・パイプラインも破壊。

田中宇の国際ニュース解説
米国がウクライナにテロやらせてプーチンを強化
 【2022年10月11日】プーチンが米覇権を倒す複合戦争をゆっくりやっていると米覇権が延命してしまう。それを防ぐため、多極派が牛耳る米諜報界は、ウクライナをけしかけて爆破テロや越境攻撃をやらせて戦争を激化させ、プーチンが米覇権を潰す闘いを加速するように仕向けている。米諜報界がプーチンをけしかけ、インフレをさらに悪化させてドルや米覇権にとどめを刺そうとしている。そんな状況が、クリミア大橋の爆破攻撃の背後にある。

ノルドストリーム・パイプラインを破壊したバイデン政権瞬間映像!クリミアのケルチ橋で大爆発!

クリミアのケルチ橋で大爆発の瞬間
ロシアとクリミアを結ぶ唯一の橋である。
https://t.me/insiderpaper/13168

爆破の瞬間動画
Rob LeeさんはTwitterを使っています: 「Another video of the explosion on the Crimean Bridge. https://t.co/k9queHw3Lm https://t.co/WMe1B6Av9H」 / Twitter


信じられない。ウクライナ政府高官がクリミア橋の自爆攻撃の責任を事実上認めた後、ウクライナ保安庁 がクリミア橋の自爆攻撃の背後にいることを匿名で認める。これはゼレンスキーの決断である。

ノルドストリーム・パイプラインも破壊したアメリカ・バイデン政権

自作自演の災害はアメリカDS組織の常套手段です。

1964年のトンキン湾事件は、トンキン湾で北ベトナム軍の哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件で、米国が本格的にベトナム戦争に介入するきっかけともなったのですが、1971年に「ニューヨーク・タイムズ」が「ペンタゴン・ペーパーズ」によって、事件の一部は米国が仕組んだものであったことを暴露しています。  

また、2003年のイラク戦争ではサダム・フセイン政権が「大量破壊兵器」を保有していることを口実に侵攻しましたが、結局「大量破壊兵器」は見つからなかったです。

2001年、911NY同時多発テロ、2011年、311東日本大震災、現在のウクライナ紛争もアメリカの代理戦争でCIAを始めとする強力な実行部隊の仕業です。  

報道によれば、ノルドストリーム1とノルドストリーム2のパイプラインのどちらにも損傷があったそうだから、劣化や自然災害などが原因ではなく、プーチン大統領が述べるように「何らかの破壊工作」の結果であると考えるのが自然です。

ロシアにとってのエネルギ輸出財産、パイプラインを自爆させるなどありえないことです。日本の報道では、ヨーロッパ諸国を困らせるためにロシアが自ら破壊したと報じていますが、EUを懲らしめたいなら、再起不能とまで言われるほど破壊しなくても元栓を閉めれば良いだけであり、ありえないことです。パイプラインはロシア国営ガスプロムの関連会社が運営しており、自ら攻撃するのは理屈に合わないです。

DSは同様の手口でロシアが行なったふりをしながら現在も多くの戦争犯罪を起こしています。その同盟国が日本です。 

シンクタンクのロシア国際問題評議会(本部モスクワ)のアンドレイ・コルトゥノフ氏の次の言葉がすべてを物語っています。

「ロシアはいつも非難されるが、(パイプライン)はロシアの財産なので、ロシアが損害を与えるというのはあまり論理的とは思えない」

「欧州の人々の生活を苦しくさせる方法は他にもある。インフラに損害を与えず、ガスの供給をストップさせるだけでいい」

今、ドイツもイギリスもアメリカに従った結果、大変なエネルギー危機でこの冬を乗り越えなければなりません。給料の大半が燃料費に消えるのです。

アメリカDSに従い続ける日本も危険です。DS組織はEU諸国がどんなに悲惨になっても何とも思っていないのです。エネルギーのほとんども食糧さえも海外に依存している日本!本当は勤勉な日本人は石炭を採掘利用しながら、食糧も耕作自給して魚を採り、100%自活できる健康で世界一長寿な優れた土地に住む国民だったのです。 


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