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スポーツを「ささえる」こと 北海道マラソンボランティア体験記

道庁スポーツ振興課のゆっこママです。

北海道マラソン2022のスタート時。3年ぶりにスタートの号砲が響き渡りました。

2022年8月28日、3年ぶりに北海道マラソン2022はまなす車いすマラソン2022が開催されました。北海道マラソンは約2万名の選手がフルマラソンに、はまなす車いすマラソンは約100名の選手がハーフマラソン・ショートレースに挑みました。

北海道マラソン、はまなす車いすマラソンでは、鈴木知事がスターターを務めました。
皆さん、がんばってください!

北海道庁からは、大会を支えるため、87名がボランティアとして給水などのお手伝いをしました。

私も、フルマラソンはとても走ることはできないけど、せっかくの大きな大会、ボランティアとしてでも携わってみたいと思い、今回初のボランティア参加をしてみました。

給水ボランティアはブルーのTシャツ&キャップが配布されました。

私が参加したのは、北海道マラソンの給水ボランティア。33km地点での活動です。道庁チームは7班に分かれての活動です。

実は、同じ職場の仲間とはいえ、みんな部署が違うので、初めましての人ばかり。まずはメンバー同士の挨拶からはじまります。今回はボランティア初体験の人ばかりのチームだったので、事務局で用意してくれたメモをみんなで読みながら、こうしたらいい、ああしたらいいと話し合いながら進めました。

ゴミ箱を組み立てて…
給水所を作ります。

一緒に活動しながら、お互いに声かけ合ったり話したりするのもボランティアの楽しみ。

「俺さ、結構スポーツボランティア好きで、ほかのイベントでも参加するんだよね。この前はゴルフ大会あったやつ、行ってきてさ。」

「そうなんですか!ゴルフのボランティアなんて、職場で案内来てたかなあ?」

「いやいや、今回みたいに職場での募集はないよ。俺は好きだからさ、自分でネットで探すのさ。で、応募して。ゴルフはすごい歩いたよね。でも楽しかったなあ。ボランティアの人たちは知らない人ばかり集まるんだけど、みんな同じ目的で集まってるから、自然と声かけあって仲良くなれるんだよね。それが良くてさ~。」

一緒に活動していたFさんとの会話。こんな話をしながら選手の皆さんを待つものまた楽しい。

あとどのくらいで33km地点にトップ選手が到着するだろう、お水を出すのはどのくらいのタイミングがいいのだろう、みんなで話し合いながら準備を進めます。

準備万端!

そうこうしているうちに、先頭集団がやってきました!

選手の皆さん、それぞれのタイミングで水の入ったコップを取っていかれます。トップアスリートの走りを間近で見られる迫力はすごい!!

拍手で応援!

水を補充しつつ、走っている皆さんを拍手やお手振りで応援します。コロナ禍のため、大きな声援とはいきませんが、「がんばってください」の声かけはきっと選手にも力になっているはず!

そして、応援する私たちにも、選手の皆さん一人一人の頑張りが伝わってきて、ついつい力が入ってしまうんですね。マスク越しにも、応援の気持ちが伝わっていたら嬉しいな。気がついたらずっと腕を上げて振り続けていたので、翌日二の腕が筋肉痛になってしまっていました(汗

撤収作業

約2万人のランナーを見守った後、撤収作業に入ります。この頃にはボランティアメンバー同士もすっかり仲良くなっているので、作業もスムーズに進みました。

フルマラソンを走ることはとてもできないけれど、この大きなイベントに自分も参加できた、選手の皆さんと想いを共有できたことは、とっても素敵なことだなと感じました。また、普段接することのない方々と一つの目的を持って共同作業することも、貴重な経験となりました。

スポーツボランティアについては、NPO法人ランナーズサポート北海道さんで北海道マラソンをはじめ、スポーツボランティア情報を発信しています。

もし、本記事をご覧になって、興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、一緒にスポーツを「ささえる」人になれたら嬉しいです。

また来年もこの場所で会いましょう♪

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