ランク戦を駆け抜ける!ゴルガリサプライズ改・アップデート
アルケミープレイヤーの皆さん、こんにちは。40代ロートルMTGプレイヤーのヒカチュウです。11月のランク戦は幸運にも快勝を重ね、50位以内に入ることができました!
デッキは引き続き「ゴルガリサプライズ改~2000万パワーズ」です。
細かくアップデートが入っているので、解説を入れつつ紹介/主要なデッキに対しての雑感を記します。
個別カード解説
2000万パワーズ 《穿孔するクロコダイル》《宝物庫生まれの暴君》
序盤を耐え、《密輸人の驚き》からのデカブツ(よく素出しもしますが)で相手を圧倒するデッキです。《穿孔するクロコダイル》と《宝物庫生まれの暴君》が環境にフィットしておりメインの勝ち手段に据えています。
《新緑の死者》~《噴水港のスター》or《用心深い領域守り》~《密輸人の驚き》の対処の難しさ
ランプデッキのよくある『立ち上がりが遅く、序盤にもたつくとライフが持たない』を攻めながら解決する2・3マナ域のカード達。同時に重ミッドレンジ・コントロールに対しても『通すと致命的にもかかわらず、後続のエンド時6マナ《密輸人の驚き》やデカブツ素出しも対処する必要がある』と受けに回りずらい構成をとる事ができました。
《用心深い領域守り》
相手のタップアウトを狙って出せれば、高確率でランパン+4/4と反則的な動きをするアルケミー産生存者。《寓話の小道》があれば毎ターンランドが伸びていくので相手は対処せざるをえません。サイズ自体もかなりうっとおしく、戦慄予示トークン+領域守りで序盤からアグロするパターンもあります。
《この町は狭すぎる》
ソーサリーのブリンク《水飛沫の門》に代わって採用。できる事の幅が広くなり、ソーサリータイミングの多いランプの程よい潤滑油に。
《蜘蛛網の頭、アイゾーニ》
追加のデカブツ枠、期待の新人。お供の蜘蛛トークンで場をくいとめ、ひとたび攻勢に出れば蜘蛛・偏在地トークンを使ってさらに優勢に。証拠収集元は《新緑の死者》の戦慄予示(落ちたカード)・サイクリングした《穿孔するクロコダイル》・墓地に大量に散らばった《刺し傷》など結構溜まります。
対面雑感
ボロスハツカネズミ 明確に有利
1マナの爆発力を封じられ、ライフの持ちが段違いになりました。《徴募兵の教官》でスペルを増やされても、ライフに余裕があれば《穿孔するクロコダイル》が場を一掃してくれるので、他のスペル&生物で場をダラダラ引き延ばせば基本勝てるはず。
白黒トークン系 サイドを含めて微有利
メインはどちらも自分の強い動き(人形師コンボvs密輸人の驚きコンボ)の決め合いになりますが、サイドからは置物破壊・ハンデス・カウンターと対処がしやすくなります。《豚の先触れ》によりデカブツの価値はやや低いのでデカブツ1点攻めより《新緑の死者》をからめた横ならべ戦略のほうが効果的です。相手のトークンにはやはり《穿孔するクロコダイル》がよく刺さります。
グリクシス強奪 互角
相手は強奪しても上手く活用できるカードが少なく、むしろ合唱(時代賛歌で5ドローとか)のほうがよほど脅威になります。サイド後はタダでカードを増やされてしまう《泥棒エイブン》への最低限の対処は残しつつ、ハンデスとカウンターを入れます。
アブザン砂漠 微有利
相手もだらだら引き延ばしてくるデッキですが、相手はデカブツぶっぱに対する根本的な解決方法を持っておらず、基本こっちのアクションのほうが強くなりがちです。他のデッキなら悪夢でしかない《砂塵雲の先触れ》もさほど脅威になりません。ただ、シンプルに《荒野無頼団の緑刃》+除去の押し込みや《重傷》による突然死には注意が必要。
イゼットカワウソ※ 不利
新星のごとく現れた果敢系攪乱アグロ。軽い果敢カワウソ達+打消しに加え、合唱2種のカードパワーとランプの弱点満載となってます。あまりに流行るようなら専用のサイドを考える必要がありそうです。
※2種のカワウソエンチャントを軸に、《この町は狭すぎる》を悪用したテンポ戦略。合唱2種のカードパワーで大きく底上げされた。おそらく開発者・かみしきさんのXを以下に引用。
今回の記事は以上となります。明後日から1年の締めくくりの12月、アルケミーランク戦・ウィークエンド予選と頑張っていきますので、またご覧ください。
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