にっぽん、ダイジョウブ!?
全国津々浦々の年寄りのご同輩 (笑)、お疲れ様です。
ここ数年「大丈夫」の使い方がおかしくなってると思いませんか??。
否定や、お断りの常套句として、「あ、大丈夫です」ってヤツね。
「けっこうです」「いやです」よりかは、柔らかくて言いやすいのはわかる。
まぁ、言葉なんてモノは時代と共に、使い方や意味が変わってくるのが当然だし、仕方ないと思います。
でも、その下にある「心根(こころね)」だけは、安っぽく変えないで欲しいなぁ。
私は、民族主義者でも聖人君子でもないけれど、私たち日本人の「民度」って世界に誇れるモノだと思うし。
たとえ時代が変わったとしても、それを下げるってコトは、先人たちが貯めてきた日本人の財産をなし崩しにしてるってことだけは理解して欲しい。
その1 先日の話、
時間をつぶす必要があって、嫁さんと喫茶店に入った時のこと・・・。
少し離れた隣りの席に女性がひとり、24〜5歳くらいか、夏らしいひまわり柄のワンピース、アイスティーを飲みながら何やら単行本を読んでいて、まさに清楚な夏のお嬢さんって感じ。
30分ほど経っただろうか、だらしなくネクタイを締めた(←悪意ある表現) 彼氏らしき兄ちゃんが、汗だくで飛び込んできた。
「ゴメン、待った〜」 「大丈夫よ、5分くらい前に来た」
さすがは「夏のお嬢さん」、可愛いウソ言いよる。
と、そこへ店のおばちゃんが
オーダーを取りに来た、「お決まりですか? 何になさいます?」。
ネクタイ君が一言 「大丈夫です!!」
で、差し出された水を一気飲みして、「もう一杯下さい」
まぁ、外は暑いからね〜、走って来たのかな〜、ここで待ち合わせて、これからデートか、すぐに店を出るってことかな〜。 心の声が、漏れそうだ。
全く関係ない白髪ジジイが、横目で凝視、耳ダンボ。 (そっちがキモいわ)
で、その後
1時間、ふたりで馬鹿デカい声で喋りまくったあげく、何も注文してないネクタイ君だけが出ていった。
仕事中だったってコトか・・・。
嫁さんが小さな声で「あの男の子、アタマ大丈夫!?」 心の声、だだ漏れ (笑)
そして、ひまわりワンピはまた静かに単行本を開いた。
あぁ〜でも、もうダメだ、清楚な夏のお嬢さんには見えなくなってしまったよ。
鮮やかなひまわり柄が、まるでノーテンキな子供のようだ。
ってか、あの男はやめた方がイイで〜!!
また、心の声が漏れそうになる。
しかし彼女は、きっと言うだろう
「大丈夫、ほっといて!!」
その2 こちらはちょっと昔の話
上の書き込みしてたら、思い出した。
かき氷が有名な甘味処、最近はUSJなみに混んでるので行ってませんが、昔は夏になると良く行ってた店です。
女子高生4人組が、
店の奥のボックス席へ。 が、何やら店員と、もめている。
すかさず、白髪ジジイの耳はダンボとなる。(笑)
どうやら、かき氷をひとつだけ注文して、4人でシェアしたいらしい。
ま、それくらいデカいのは間違いないのだが。
もちろん店側が認めていれば問題ないが、この店は違う。 というか当たり前だ。
しかし、なかなか女子高生たちも、引き下がらない。
お客はワタシひとりで、あと3人は「連れ」だとか、分かったような分からんコトを言っていた。
結局、
彼女たちはあきらめ、ブンむくれた顔で席を立っていたが、店から出る際には
「お客様は神様だって知らないの?? バ〜カ!! 二度と来ないわ!!」
と、昭和のチンピラでも言わないような、捨て台詞を吐いて出ていった。
いやいや、お金出さないならお客様じゃね〜し、神様はそんな捨て台詞は言わないだろう。
あとで
店の若主人と少し喋ったのだが、甘味処という性格上、そういうお客は少なからずいるらしい。
商売人も大変だなぁと、思いましたわ。
その後、店のメニューには 「中学生以上の方でオーダーがない場合は、席料200円いただきます」 みたいな、ひと言が書き加えられていた。
そりゃ、そ〜だ!!
店側も、そんなコトは書きたくないだろうけどねぇ〜。
言わないと分からない人もいる。
ってか、そんなヤツは言っても分からないんだけど・・・。
え〜、ちょっと長い曲ですが、ぜひライブで
河島英五 「てんびんばかり」
小学校の理科で使いましたね。 笑
では、では、また次回。 ありがとうございました!!