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ラブリーって言いたい

ある朝、同級生に「ヘイ、マイ・エンジェル」と声を掛けられた。「アンパンマンは、君さ。」と告げられた時くらいの衝撃だった。

対面の授業が始まったことで、思えば雑談の時間も増えた。教室まで向かう間、休憩時間、帰り道。そんな時、あるあるネタとか、流行りの事とか、『小学校の時にやったわ~!』とかには、全く付いていけない事が多い。それから、スラングや、若者言葉も、全く分からない。スラングが分からない時の感覚を例えると、

「(楽しげな話)」(小林: 盛り上がってるな。)
「マジで?www」(小林: wってなんだ。)
「それは草!」(小林: 自然の話か?)
「マジで草生えるわ。」(小林: 自然の話だ!)
 
アメリカ人の同級生と話をしていたら、彼も理解できていなかったらしい。「英語なのに?」と思ったが、アメリカとイギリスで若者の使う言葉が違うのは、考えてみれば当然である。ちなみに、みんな『Lovely(ラブリー)』ってめっちゃ言う。 「いいじゃん」みたいなニュアンスで、教授も普通に使ってるので、スラングというか会話言葉なのだろう。『My ass off(マイ・アス・オフ)』も使ってる子が多い。元々は『lmao』という『Laughing my ass off(ラッフィング・マイ・アス・オフ)』の頭文字を略したネットスラングから派生していて、「笑いすぎてケツが取れる」という意味。人間は、驚けばアゴが外れ、怒れば腹が立ち、笑えばケツが取れる生き物なのだ。
 
若者言葉の足が早いのは、万国共通である。 そんな僕は、「激おこぷんぷん丸」以降アップデートされていない。「ぴえん」だとか「ぱおん」だとかは、もはや言葉ではなく悪ふざけだ。

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