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結局、やらなきゃいけない。

こんばんは。現在大学二年生の私ですが、最近就活について考え始めるようになりました。今年は新型コロナウイルスの影響で変則的な就活を強いられ不安の多い就活生も多いと思います。大学二年生の私ですら不安に感じるくらいですからね。

今はとりあえず興味のある業界についてネットで調べたり、オンライン企業説明会に参加したりしています。オンラインだと気軽に参加できるし、筋トレをしながらでも聞けるので個人的には有難いです。笑

さて、今回は就活に対して自分がどう考えているかについて話していきたいと思います。

就活に対するイメージ

「ES100社以上出したけど、まだ一つも内定取れていない、、」「Webテの対策しなきゃ、面接も」「自己分析/業界分析まだ終わってない、やばい」

みんな一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。

周りが就活を始めていることを知り、あまり具体的に行きたい会社はまだないけど重い腰をあげて活動を始める。いざ始めてみると形式化された対策本やセミナーの数々にうんざりし、「まあいうてなんとかなるっしょ」と考えてインターン、本選考に応募するも悉く落ちる。だんだん焦り始めて本気で考え始めるも、結果はそう簡単についてこない。

この連続でだんだんと病み始める人も現れる一方、納得のいく就活のできた人は周りにマウントを取り自尊心を高める。

総じて言えば、「負」の印象が強いのが僕にとっての就活です。

この考えが偏見を多分に含んでいることは重々自覚しています。けれど、周りの大学生と話していても似たようなイメージを持っている人は少なくありません。

じゃあ、なぜやるのか

これは明白で、就職しないとお金が稼げないというのが一般的だからです。

人によっては「副業で稼ぐことだってできる」「楽しいと思えることを仕事にしないと意味がない」という人もいるだろうし、実際そういった選択肢が増えてきているのも事実です。(※中にはあまり良くないことをしている人もいます。このような話に限りませんが、詐欺には注意しましょう。)

しかし大半の人はやはり将来のために就活をする人が一般的でしょう。というか、これ以外に選択肢が考えられないというのが正直なところではないでしょうか。

就活対策はなんのためにやっているかわからないし面倒臭いけど、やらなきゃなぁと。

改革におけるジレンマ

就活をしていく中で「こんな就活の形式はやめるべきだ、リクルートスーツを着て『御社を志望した理由は、、』と練習したセリフを何度も何度も言い続けてアホらしい」と考える人もいるでしょう。

因みに、まさに私はそういった考えを持っていました。

そしてまた、私は大学入試に関しても似たような考え方を持っていました。「古文なんて勉強したって意味ないのに何でやってるんだ、バカらしい」といった感じで。

個人的には、大学入試と就職活動は酷似した構造だと捉えています。

自分が何をしたいのかを考え、人それぞれ熱意は異なるが志望を決める。将来役に立つか分からない他人と同質的な対策をコツコツと積み重ね勝敗が決まる。

私はこのような構造をしている受験や就活に対し、大きな不満を抱えていました。まあそのような気持ちで受験勉強をしていたら案の定うまくいかず浪人したのですが。笑 一時、「将来は文科省に入って教育改革に携わるんだ!」と考えていたほどに不満は増大していました。

しかし、ある時期から考え方が変わりました。

そもそもこれらの構造改革には大きな壁があると感じたのです。それは改革を実行する立場の人たちは直接的な被害を被っていないと言うことです。自分たちが当事者だった時にはそのような構造に対して不満を持っていたけれど、いざ終わってしまえばもうどうでもよくなってしまう。多少改革しようと言う気があっても、相応な労力を必要とするためなかなか実行する立場になろうと思えない。

ならば、現状の構造に文句を言って逆らったとしても、何も変わらない。結局結果を出さなければ「負け組」になる。だったら現状を受け入れ、そのフィールドで勝ち抜くしかないと。

これは一種の諦念のような姿勢で、あまり望ましいものとは言えないでしょう。そんなことは痛いほどわかっています。けれど今では、手段ばかりに文句を言っていて自分の目標が達成できない方がバカらしいなと思うようになりました(「大学合格、就活内定を目標にするのは違う」と言う話は置いておいておいて)。

私は大学受験に一度失敗した時にそれを思い知りました。中途半端に自分に自信があり、「俺はやろうと思えばできるけど、こんなこと真面目にやってるやつってなんかダサいよな」と上から物を考え事前の努力を怠る。そして失敗すると他責になり文句ばっかたらたら漏らす。少なくともそう言った人間にはなりたくない。


これが今の僕の就活に対する姿勢です。まだ本格的に就活もしてないのに何言ってるんだよと思う人がたくさんいると思います。ごもっともです。笑

最近では画期的な採用をスタイルをとっている会社もあるようですし、「典型的な就活」をしないのも手だと思います。

お気楽な大学二年生の戯言と聞き流してください。

幸いなことに、早くから将来について考えていたおかげで、ようやく自分のしたいことがわかり始めてきた今日この頃です。私の場合、大学三年のインターンが始まってから考え始めていたらキャリアに対して自分の軸をつくれていなかっただろうなと思います。

常に斜に構えるのではなく、時には割り切ることが自分にとって正解だったりすることもあるかもしれません。今日はこの辺で。

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