見出し画像

アメリカ短期留学記

お久しぶりです。今回は、2月に参加したカリフォルニア大学1ヶ月語学留学研修についての感想や、自分が感じたメリット等について話していきたいと思います。あくまで個人の感想であることを前提にして頂けると気が楽です。笑

場所はカリフォルニア大学Irvine校、コースはBusiness English class、ホームステイ形式での参加となりました。

まずそもそもイメージしていた留学と一番ギャップがあったのは授業のクラスメイトがほとんど日本人だったということ。今回は語学留学という名目なので非英語圏の人々中心のクラスに入ることは想定済みでしたが、まさかここまで日本人だけとは。聞いた話によると、二月のこの時期で春休みに入っているのは世界的に見ると稀である為例年こうなってしまうんだとか。このようなクラス構成になってしまうと、授業中で困った時に最悪日本語で話せば何とかなってしまう状況が生まれ、語学力向上の観点からするとかなり良くないです。ストレスは少なかったけど。

学部生としての長期交換留学プログラムに参加し、他国の人中心のクラスでも学んでみたいなぁと思わされました。

また、留学時の滞在方法については大きく分けて、ホームステイと寮があります。自分の体験からすると、短期留学の場合は特にホームステイを勧めます。というのも、ホストファミリーと交流し生活を共にすることで英語に触れる機会は爆発的に増える上、海外の生活文化や習慣が生感覚で感じられるのはとても有意義でした。しかし親密なコミュニティの中に一人で乗り込んでいくのは時にストレスフルでもあるので、長期留学の場合は寮を勧めます。長い期間があれば寮内で友達をつくり交流できますし、ホストファミリーと交流する時間を勉強する時間に充てることもできます。テスト期間は徹夜して勉強するのが当たり前とも聞きますし、パーソナルスペースで生活できる方が好ましいかと。

また自分の場合、ディナータイムによくホストマザーと(少しだけ)真面目な話をする機会が多かった気がするので、その中で特に話しておきたいことを。

それは日本とアメリカの子供の、自主自立性についての違いについてです。

未だに日本では父親が就労しており、母親が専業主婦であるというケースが多いと思います。そうすると実家暮らしの間は、家に帰ったら洗濯がしてあり・温かいご飯が出来ているのが当たり前という人が多いかと。そうすると子供は多少の家事を手伝うだけで、あとは自由に暮らせる(勿論家庭間での違いがある事は承知の上です)。一方アメリカでは、両親が共働きのことが多く、子供は特に18歳以降になると実家暮らしであっても基本的に家事等は自分自身でやるのが当たり前だそうです。その準備のためアメリカの親には、小さい頃から子供の自立心を育むことを意識している人が多いそうです。日本の大学生に実家暮らしのメリットを聞くと一番に「家に帰ったらご飯が出てくること」と出てくるのは日本のユニークさなのかなぁと。

特にカリフォルニアに留学したから体験できたと言えるのは、人種の多様性です。日本は現在もほとんどが純日本人という典型的な単一民族国家です。そのため、多少の違いはあれどバックグラウンドや文化・考え方・気質などは似通ったものであると感じます。対してアメリカ、殊カリフォルニアにおいては多民族地域であり、移民も沢山いる為多様なバックグラウンドや文化・考え方・気質が共存しています。実際、自分のホストファミリーも各々全く違った考え方をしていました。このような地域に留学することで、自分の価値観や考え方はかなり柔軟なものになるかと。

長期留学するならただ単に有名な英語圏の大学を目指すのではなく、国際色豊かな地域の大学に留学してみたいと思うようになりました。

またこれは余談ですが、カリフォルニア付近は観光地が沢山あるので、勉強以外に関しても色々楽しめると思います。笑

長々と書いてもダレてしまうので、今回はこの辺で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?