7/16に配信ライブの企画イベントやります！

ライブハウスによる配信ライブについて書いてきましたが、これまで『ヨルノヒズミ』と題した自分のイベントを無観客配信ライブでやってみます。

6月中旬から都内のライブハウスでも観客を入れたライブが再開されましたが、まだ様子見な部分も多く、新型コロナウイルスが終息しない以上、いまの状況は1年ぐらいは続くだろうと思います。それであれば、この状況下にできることをやってみようというのが趣旨です。

フォトグラファーが選んだ演者を集めた無観客配信ライブ

今回、『危険物品』『代官山パンク日和』『P.O.A.』の3バンドをお招きして、来週7月16日（木）20時より、四谷アウトブレイク！のYoutubeチャンネルより視聴無料、投げ銭形式で無観客配信ライブを行います。投げ銭をしていただいた方には、当日のライブ写真データ、特典映像をお送りします。

『ヨルノヒズミ』というイベントは、ライブフォトグラファーである自分が、このバンド同士が一緒にやったらおもしろそうだ、このバンドにもっと注目して欲しい、そして、何よりも自分が撮りたいバンドを集めたいということで始めた企画。バンド主催のイベントとはちょっと違った人選が、ありがたいことに一部の方に受けています。

魅力あふれるバンドたちのライブをこの機会にぜひ！

出演していただくバンドの紹介をしていきます。

『危険物品』の女性ドラマー・あをいちんとは、ぐゎらん堂以来、かれこれ10数年の付き合い。小さな体から叩き出されるパワフルな音が好きなドラマーの一人。危険物品は、三軒茶屋ヘブンズドアなどアングラ界隈によく出演しているけど、四谷アウトブレイク！での出演がないということで、四谷アウトブレイク！との相性は良いと思うので、この組み合わせは見てみたいとオファーしました。

前々から『代官山パンク日和』の名前は知っていたのですが、昨年2019年9月の危険物品イベント「あを誕」で初めて彼らのライブを観ました。最初は声をかけていいのか迷いましたが、ライブの衝撃が忘れられず、再び撮ってみたいと思って声をかけ、快諾してくれました。今回、個人的に楽しみにしているバンドです。

『P.O.A.』は、「ピーオーエー」と読み、ライブフォトグラファーとして活動するようになったきっかけのバンド。1996年から撮り始め、来年で四半世紀の付き合いとなります。このバンドなくして、いまの私は語れません。お客さんを目の前にしてこそのバンドではあるのですが、P.O.A.の配信ライブというのもどうしても観ておきたい！　配信ライブでもハモンドオルガン＆レズリーは吠えるのか、また何をしでかすのか楽しみにしています。

配信ライブには「新たな人と出会う」可能性が！

『ヨルノヒズミ』では、自分が観たい、撮りたい、そして、私の半径数メートルの近くにいる人たちに見せたいバンドをお呼びしています。もちろん通常ライブの方がいいに決まってます。でも、配信ライブの良さは、会場まで足を運ばなくていい、18時半開場、19時スタートでは最初からライブを観られないといった人でも、イベント全体を見る機会が広がります。とにかく観ていただきたいので、視聴は無料にしました。そしてアーカイブ視聴も可能。

タダだからラッキー？　いいえ、まずはライブを見てもらい、出演する演者、それを支えるライブハウスの姿勢に魅力を感じてくれたなら、ぜひ、投げ銭で応援して欲しいのです。各バンドごとに投げ銭ページを作るので、そちらに投げ銭をお願いします。オトナには嬉しいクレジットカード払いもできます。そのために微力ですが、投げ銭の返礼として当日のライブ写真をプレゼントいたします。画面だけでは伝わりきれない部分を写真で補っていただければ幸いです。

配信ライブには「新たな人と出会う」可能性があると信じています。まずは画面越しにライブを観ていただき、いつか再開される従来のライブにも来ていただきたいのです。いまは動けないから動かないでは、「来たる日」が来ても動けません。ましてや「来たる日」は本当に来るのか？　いま出来ることを、やっていきたい。そんな想いで、今回出演していただくバンド、会場および配信してくださる四谷アウトブレイク！と一緒に配信ライブをお届けしたいと思っています。

いま配信URLはこちら。