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ごはんと鶏卵の黄身 〜 月がとってもきれいだから

息子を学校に送り出し庭を眺めた。

庭にあるはずの息子の自転車は消え、
その鍵だけがいつもの場所に残っていた。

家では大騒ぎになった。

自転車がない!?
鍵がかかっているはずなのに。。。
ドロボー!?
だとしたらどうやって庭から柵を越えて運びだしたのか?
ありえない。。。

それから15分後、息子は自転車を担いで帰って来た。

理由をきくと
自転車が登校途中の道路に放置され、
放置自転車と間違えられると考え、
慌てて担いで帰って来たとのことだった。

既に学校の始業時間は過ぎていた。

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そして数日後、三者面談があった。

先生は笑みを浮かべそのときの話をはじめた。

事件の前日、
息子は自転車に乗って眼科に行き
生まれて初めてコンタクトレンズを入れた。

帰る時間には夜になっており
レンズを通してみた月の輝きに心を奪われ、
夜空を見上げながら歩いて帰った。

そして先生は、遅刻を許してしまった。

理由はロマンチックだったから...

クラスでは笑いの渦だったらしいが
先生もオトメチックかもしれない。
個人的には登校と逆方向に自転車を担いでる生徒を
他の生徒の視点で見てみたい気もするが、
コンタクトレンズおそるべし!!!

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三者面談が終わり僕と息子は家に帰り、
家族でごはんに卵をかけて食べた。

30.ごはんと鶏卵の黄身

# 卵かけごはん # だし醤油 # 肥前佐嘉角屋
# 有田焼 # 源右衛門 # 源右衛門窯 # 角福 # 渦福

あのときの月を思い出すように...

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そんな息子も春から大学生です。

★使用した肥前佐嘉角屋の「だし醤油」のご紹介


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