定位置の『文藝春秋』と分散した『中央公論』

画像1 歴史に残る名対談である、井筒俊彦X司馬遼太郎「二十世紀末の闇と光」が掲載された頃は、中道右派的な『文藝春秋』に対置される中道左派的な総合誌だった『中央公論』であるが、かつて占めていた位置には『ゲンロン』『表現者クライテリオン』などが犇めいている。(付け加えると、『文藝春秋』2024年8月号は面白かった。)

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