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~君と歌いたい歌がある~  Palette Project 1st ワンマンライブ「Sing With You!!」レポート


 2021年12月30日に行われました、バーチャルアイドルグループ『Palette Project』(通称パレプロ)の1st ワンマンライブ「Sing With You!!」に参加してきました。その時の様子や感想を綴っていきたいと思います。


開演前の様子

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 ライブの会場は新宿アルタ7FにあるKeyStudio。笑っていいともなどの収録が行われていたスタジオと同じ場所になります。


 会場のロビーにはファンからのフラワースタンドが華やかに飾られていました。

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 当初は場所の狭さからロビーにはフラワースタンドは3個までしか飾れないという案内でしたが、楽屋花を含めすべて飾ってくれていたのはとても嬉しかったです。


 会場のステージでは、メンバーのサインが入った等身大のパネルがお出迎えをしてくれました。

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 会場内はオールスタンディングでしたが、会場前方はプレミアムチケット購入者のみ入れるように区分けがされていて、前方保障がされておりました。

 開演時間が近づくにつれて、REGALILIA、Altimate!!、Sputripの順で、それぞれのグループらしさ全開で注意事項を伝えると、会場内にいよいよ開演という緊張した空気が流れます。


開演

 会場内に流れるOP映像、メンバーカラーの8つ無地のキャンバスに、誕生日配信の映像が描かれていきます。

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 そしてメンバーの紹介、ライブのタイトルロゴと続いていきます。

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 このOP映像が本当に良すぎて、すごく見入っていました。

 最初の一曲目はPaletteProjectの最新曲でもあり、このライブのテーマ曲といってもいい『君と歌いたい歌がある』

 えるすりー2の披露ではお休みしていた七海ロナさんが加わり、ライブでは初めての8人での圧巻のパフォーマンス。背景もライブOPやキービジュアルをイメージしたカラフルな映像で、ライブを彩ります。

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 私はこの曲はラストに持ってくるんじゃないかと思ってたのでビックリしました。


 続いての曲は『きっと、アイだね』
 元気な曲とダンスで会場の雰囲気がどんどんと盛り上がるのを感じました。リズムに合わせて、メンバーカラーのハートが飛び出てくる映像がとても良かったです!

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Altimate!!


 続いてはAltimate!!の番に移ります。

 最初は『Dramatic Parade』『たのしむーぶ』とパレプロの前身であるAlt!! の曲のカバーを披露します。

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 どちらの曲もお祭りをイメージした元気の出る曲で会場の雰囲気をさらに盛り上げます。

 MCではこの曲をAltimate!!verで音源化して欲しいという話も。
ぜひお願いします!

 次の『夢堕ち』は3人では初披露。
 3人での歌やダンスになることで、パフォーマンスがさらに映えるものとなって特にフォーメーションダンスはすごくカッコよかったです!

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 2回目のMCではペンライトのウェーブを完璧にこなす現地のパレプロファン(パレクル)とそれに興奮する3人のやりとりがまさに現地ライブという感じでとてもよかったです。
 私も合わせてウェーブするのとても楽しかったです!

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 最後は『Summer is Over』『Re:Myself』を2曲連続で。
 さすがダンスを売りにするユニット、どちらの曲もとても動きます。披露する毎にどんどん切れのある動きになっている気がします。
 ライブならではの気合いの入った歌声もすごく良かったです!

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 Altimate!!の出番が終わると、REGALILIAの2人のトークが始まります。Altimate!!のダンスの振り付けのお気に入りポイントなどの話をしつつ
「後で」会おうね~、と言って暗転しました。


なるほど、次はREGALILIAか~とペンライトを用意していると…

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あれ・・・

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Sputrip!?


 ということで、まんまとREGALILIAの2人に騙されてしまいました(笑)


Sputrip


 最初の1曲は『Breeze in the Sun
 Sputripの始まりはこの曲の印象がすごく強いです。イントロでのセリフでの盛り上げもライブのお馴染みになった気がします。

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 MCでは、ライブ恒例の〇〇から来た人のコール&レスポンス
 日本を飛び越えて、銀河やプリン星から来た方もいらっしゃいました(?)

 そして香鳴ハノンさんの「次の曲は『Dang Dang 気になる』です」の紹介で歌が始まります。

 歌の前に曲紹介するのめずらしいな、と思っていると、一番を歌い終わった後、急に『プラスティック・ラヴ』に曲が切り替わります。

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 唖然としていたところに、さらに曲が『summertime』に切り替わります。

 ここでネタばらしと言わんばかりに常磐カナメさんが「メドレーだよ!」と元気に伝えます。

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 その後は『サマータイムラブ』『TOKYO WONDER GIRL』と約10分間、5曲のメドレーをノンストップで披露してくれました。

 これにはホントビックリしました!
 メドレーにすることで振り付けも変わって、まったく新しいシティポップのパフォーマンスを見せてもらえました。

 その後のMCでは、パレクルとさらに難度の上がったサイリウムのウェーブを行うチャレンジ。1色ではなく、場所毎にメンバーカラーの8色それぞれ光らせ虹のようにするとのこと。
 現地では成功しているかどうかわからなかったのですが、Sputripの3人が大興奮してるのを見て成功したんだなと確信しました。
 後でアーカイブを見るとすごく綺麗な虹でした!すごい!

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 次は新曲の『Citylight Fantasy
 ステップが印象的なこの曲、3人がきれいにそろった軽やかなステップを魅せてくれます。よりシティポップらしい、懐かしくて新しいメロディにかわいい3人の歌声が合わさるのも魅力的な1曲です。

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 最後は『光の惑星
 Breeze in the SunがOP曲なら、この曲はEDのイメージがとても強いです
キラキラとしたバックの映像、3人の歌声に、パレクルのサイリウムの光が合わさって、会場はまるで一つの宇宙になっているようでした。

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 Sputripの出番が終わると、Altimate!!のトークが始まります。
 ここでは、紹介する話が誰のエピソードなのかをペンライトの色で答えるクイズ企画。問題はパレプロを知っていればすぐわかるような難易度で、パレクルのペンライトを上げる速度が早すぎるのに笑いました。


REGALILIA

 出だしは『創造
 イントロの激しいサウンドと、鬼多見アユムさんの「お前らまだまだいけるよなー!」の声に会場の雰囲気を一気にメタルにもっていきます。

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 MCでは、先ほどのAltimate!!後にREGALILIAが出てくるような匂わせに引っかかったパレクルにツッコミを入れる2人(笑)

 続いて
 『DICE』『REAL EXISTENCE』と、BAND-MAIDさんの2曲をカバー
DICEは今回2人で歌っているところは初めてで、とても新鮮でした。REAL EXISTENCEは前回の対バンライブでも披露してくれていて、安定の歌唱力でした。

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 そして2回目のMC
 江波キョウカさんが言ったメンバーの担当カラーを振るゲームでは突然社長の色を指定。
 社長の該当色が無いため白色になり、会場が白一色の珍しい光景になりました(笑)

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 続いては『Demon Drivers
 この曲は2人体制になってから発表された曲。ダンスでは2人でのフォーメーションを意識された動きで、これまでとは異なりダイナミックなダンスを見せてくれます。
 また、イントロが静か目なのも特徴でサビに向かってどんどん盛り上がっていくのがとっても良いです。

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 続いてMC3回目
 REGALILIAは他のユニットよりもMCが多めでした。歌っているときと変わってMCでは急にかわいくほんわかするのもREGALILIAの特徴で好きです!


最後は『キライラ
 曲が始まると、キョウカさんの「ペンライト振れー!」の咆哮が響き渡ります2人の歌声の掛け合いがすごいすごい。この後の歌に影響でないのか心配になるくらい、全力の歌声を聴かせていただきました。

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 続いてSputripのトークが始まります。
 ここでは長時間のライブで疲れたであろうパレクルさんを労った(?)サイリウムあげあげゲームが開催されます。Sputripのメンバーの名前を呼んだらその担当カラーのサイリウムを上げるゲーム。
 後半ではメンバーの好きな食べ物を叫んだり、ストレッチとは思えない程、高速になっていってカオスになっていました。
 一息ついたところでキョウカママのお呼び出し。カオスな時間が終わります。

PaletteProject全員曲、そして・・・


 8人全員が横1列に並び『君がいるから』が始まります。

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 君がいるからは、パレプロの公式放送のOPEDで流れるパレプロを代表する1曲。いろいろな状況で、歌い手や立ち位置、歌詞割りが変わるため聞くたびに印象が変わる曲です。
 MVを思わせるような背景に、8人のきれいなダンス、歌声が響きます。


 曲が終わり暗転。
 この曲ですべてのパレプロのオリジナルソングを披露が終わり、おそらく次はアンコールかなという雰囲気の中、アンコールの拍手を待たずに再び8人が姿を現します。

聞き覚えのあるイントロ、そして続く歌いだし。

「君に歌う奇跡が儚いものだって構わない Ah... 想いを謳え」

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そう、『アナログハート』がサプライズで披露されました。

 この曲は暁月クララさん七海ロナさんの2人がAlt!!というユニットとして発表した曲。PaletteProjectして活動してからはライブで披露していなかった曲それを今、8人全員で披露してくれました。

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 立ち位置はセンターに暁月クララさん七海ロナさんしかし、歌詞割は現在のユニット毎と、これまでのAlt!!を意識しながらも、現在のパレプロ全員の歌という意思を感じました。

 そして落ちサビ。ここだけは完全に2人の空間でした。

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 大変な情勢の中、オンラインでもライブができるこの「デジタル」な時代に、有観客で、目の前でライブをしてくれる「アナログ」な思いが、「ハート」が伝わってきました。


 会場が暗転し、そしてアンコールを求める拍手が。パレクルの気持ちが、アンコールの拍手の拍子をどんどん早めていきます。


 そして再び会場に明かりが

「この景色が見たくて全力で走ってきた」
「いまあるもの何もかもが当たり前じゃない」
「もっともっとみんなにハッピーを届けたい」
「笑顔が溢れる優しい世界にしたい」
「これからも伝えていきたい物語がある」
「みんなと叶えたい夢がある」
「会えなかった時間の全てをこの歌に込めて」
「過去でも未来でもない今ここで」

「君と歌いたい歌がある!!」


 メンバーの想いを込めた一言。
 そして始まるアンコールは『君と歌いたい歌がある
 1曲目に披露してくれたこの曲を、アンコールでも披露してくれました


イントロではキョウカさんがアンコールのお礼を伝えます。

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 1曲目よりも、さらに気持ちのこもった歌声とダンス。
ライブの最後を締めくくる、メンバーの気合が伝わってきます。

 曲の最後の方には背景にMVを思わせるようなきれいな空が。

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最後はメンバーみんなのありがとうで、ライブは幕を閉じました。

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最後に

 パレプロ初の有観客でのワンマンライブ、「Sing With You!!」本当に楽しかったです。

 ユニット毎に、MCやセットリストの構成など、いろいろと考えてくれているのがわかりましたし、
 ユニットが交代する間に入る繋ぎトークでは、直前で歌っていたユニットのライブの感想を言ったり、サイリウムを使ったゲームをしてくれて、次の準備のための繋ぎの時間を、少しでも飽きさせないように各ユニットが考えてくれたんだなという思いを感じて嬉しくなりました。

 「アナログハート」のサプライズには驚きましたし、「君と歌いたい歌がある」ではメンバー8人の強い想いをしっかりと受け取ることができました!

 声は出せなかったけど、ライブという、今この時、この場所で一緒に歌うことができました。ありがとうございました!


 Palette Projectは2023年までにZepp DiverCity Tokyoでのワンマンライブの満員公演を目標としています。
その目標に向け、今後も心に残るライブを見せてくれると信じています。

これからも色とりどりなPalette Projectを応援していきます。


 余談ですが

 ライブ終了後に社長のアナウンスがあったのですが、すでにスタッフさんから会場を出なきゃいけない指示が出ていたため、現場のパレクルは社長のアナウンスを背中越しに退出しながら聞くという、社長にとって可哀そうな事件が起こっていました。
 ここでも不憫な社長…これからも頑張って下さい!(笑)


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