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【外食レポシリーズvol.1】見た目と中身が違っていることはよくあることである ~まんぷく 焼肉 滋賀県近江八幡市~

 せっかくnoteを始めたので、日々の日常も投稿してみようと思い立ち、自分のネタにできそうなものは何かな~。と考えた時に、庶民的な価格帯でちょっとした贅沢を味わえるようなお店によく行くな、と気が付いたので、シリーズ化できるように頑張ります。笑

 ということで記念すべき一発目は、滋賀県近江八幡市にある焼肉屋さんの「まんぷく」さん。
 滋賀県の大通り、国道八号線に面するお店で、夜に車でお店の前を通ると、街灯の明かりが照らす中に忽然と、昭和の匂いも醸し出すエモーショナルな看板が現れます。

昭和なにおいを醸し出すネオン看板

 駐車場に入ると、先ほどのネオンからくる印象とは反対に、年季の入った建物で、こじんまりと営業されているような雰囲気を醸し出す外観。古き良き昭和の匂いがここにも漂います。

 お店の前に立つと、肉の焼けるいい匂いが、、、やはり肉は大正義、、、と入店前からそそられます。
 店内に入ると元気なお姉さま方(おそらく私の祖母世代)とおじさまに迎えられ、空いている席に案内されました。常連さんも多そうで、長いこと地元に根付いて営業されているんだということがよくわかりました。
 メニューはシンプルでお肉が4種類とホルモン5種類、ごはん、汁(詳細は後述)、キムチ、たくわん、飲み物。オーダーは今どきで、席でQRコードを読んでネットからオーダーです。
 お肉は近江牛を出されていて、近くに食肉の卸市場があるのでそこから仕入れた新鮮なお肉が味わえるのかな、と期待がどんどん膨らみます。

 ということで、さっそくオーダー。まずは王道のタン塩から。お姉さまから「塩コショウふって焼いてや~」とアドバイスが入ります。薄目のスライスですが、見た目に反して噛み応えがあり、肉のうまみがしっかりと口いっぱいに広がります。程よい脂が口の中で溶けて、肉のうまみが倍増です!

タン塩(¥1,100-)写真は2人前

 お次はロース。カルビのような、けれどもカルビよりあっさりした上品で甘い脂と、しっかりもみこまれた強めのたれの味がベストマッチ!これでこのお値段は安い!

ロース(¥1,210-)写真は1人前


 続いてあばら肉、ホルモン、天肉。あばら肉は、いわゆるカルビ肉の事です。程よい厚さにカットされているので、食べ応えもあり、近江牛の肉のうまみがしっかり詰まっています。
 ホルモンは小腸(マルチョウ)で、焼いてる間に落ちた脂が焼けた匂いがめちゃくちゃ食欲をそそります。こちらも近江牛のホルモンなので、上質であまーい、身体に悪そうな魅惑的な味が口いっぱいに広がります。
 最後は天肉。部位は一般的にツラミと呼ばれる牛のほほ肉で、天肉というのは関西地方の呼び名とのこと。こちらは薄いスライスですがしっかりとした噛み応えがあり、でも筋ばっているわけでもなく、見た目に反して食べ応えのあるお肉でした。

左から、あばら肉(¥1,100-)→ホルモン(¥660-)→天肉(¥880-) 写真は全て1人前

 ここでお肉のタレもご紹介。お肉にも見込んであるのは比較的しっかり目の味が付いたタレですが、こちらのタレは生姜醤油ベースで胡麻油をまぜたと推測される、さっぱり目のタレ。近江牛のしっかりとした味付けをサポートするためにあえて薄口に仕上げているのだと思います。
 このたれがめちゃくちゃおいしくて、お肉を食べ終えた後に残ったタレは全て飲み干してしまいました。笑 そのくらいうまいタレでした。

生姜醤油の絶品タレ!


 そして締めにはこのお店ナンバーワンメニューの「汁」。具はネギとお豆腐で一見すると普通のお味噌汁に見えますが、浮いているのは近江牛の脂。これがさっぱりとしたお味噌汁に一際立たせる絶妙なアクセント!しつこさもなく締めにはぴったりの一杯でした。

 他にはご飯の中と小、コーラとノンアルコールビールを頼み、2人で¥7,700-。お値段的にも大満足でした!写真撮り忘れましたが、たくあんは太ーくカットされていて、とてもおいしかったです!

 お店の外見だけを見ると、古そうで、儲かってなさそうで、ちょっと入りにくそうな印象があるお店ですが、実際に足を運んでみると、時代を超えてたくさんの常連さんに愛される絶品焼肉屋さんでした!

 滋賀県という立地柄、中々お近くの方はいらっしゃらないと思いますが、何かの用事でお近くに来た時にはぜひお立ち寄りいただき、絶品近江牛をコスパ良くお楽しみください!!

お店の概要

店名:まんぷく
ジャンル:焼肉
住所:滋賀県近江八幡市上田町164-3
営業時間:19時~22時
電話番号:0748-377-506
価格帯:¥3,000~4,000-/人




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