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妻の歯科通院 男性育休記63/68

今日は妻の通院である。いうて歯列矯正なのだが、月1くらいこれがあるのでこの間は私が2歳児を見ている。2歳児の生まれる前から、3年近く続いている。

もともと矯正を始める前に

「そのままの笑顔がいいんじゃないか」
「その八重歯が可愛いんじゃあないか」

とまあ私なりに一生懸命説得したのだが、全然止められず100万円超の巨費をかけて妻は美しい歯列を手に入れようとしている。無念である。

妻を見送ってからは、しばし室内で0歳児は電動バウンサーに置いて、2歳児とプラレールをしていた。メシの時間になったこともあり、0歳児を抱っこ紐にイン、2歳児をベビーカーに放り込みイオンに移動する。ただし、ただで動く2歳児では無い。

「ガチャガチャ、やりいこか」

通常は最終手段と思われる「金にモノをイワす」スタイルの育児だが、私単独の場合まったく躊躇せず使う。そうしてガチャガチャをし、ハッピーセットを食わせ、また移動して寝たくらいのタイミングで妻が帰ってくる。

今回は短時間だったので持ったが、子を2人同時に見るというのは基本的には無理ゲーだ。両方同時に泣いたらどう収集つけるんだろうか。同時に空腹を訴えたら。同時に排泄したら。年明けには妻はこれをやらないといけないし、世の中にはこれをやっている人がたくさんいるし、なんなら3人とか4人を一気に見ている、見ざるをえない、そんな人もいるのかと思うと果てしない気持ちになる。

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