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30歳、人生初のフルマラソンを終えて

人生初フルマラソン、無事完走

昨年11月末、人生初のフルマラソン挑戦が決定し、「頑張ります」といった思いを記事にまとめました。

そこから大会当日まで「日々の練習をつづるんだ!」といき込んでましたが、結局何も書かず終い…。しかし、無事に完走できたので、少し時間は経ちましたが、振り返りをしたいと思います。

タイムは、手元の時計(大会から2週間経つのに、まだ公式タイムが発表されていない!)で4時間37分31秒。自分としては上出来だと思っています。

初めてのフルということもありますが、決意表明の記事を書いた直後に足を痛めてしまい、きちんと走れるようになったのは大会1ヶ月前。つまり、全然思うように練習できてなかったんです。

当日も「走ってる間に痛みがぶり返すかな」と心配していたのですが、その点は大丈夫でした。故障中も故障明けも「時間がない」と焦りつつ、「無理はしない!」と考えていたので、そこが良かったのかと思います。

故障中も筋トレや水泳などできることには取り組んでいました。思ったより良いタイムだったのは、きっとそのおかげです。

しかし、「せっかくなら、あと7分頑張って4時間30分切りしたかったなぁ」という気持ちも。この悔しさは、次回に活かします。

42.195kmを走ってみて

ここからは、42.195kmを走っている時・走り終えた後に思ったことです。

30kmの壁はあった

“フルマラソンには、30kmの壁がある”といろんなところで耳にしていました。30kmを超えると、急に足が動かなくなると。

実際走ってみて。ありました、30kmの壁。私の場合、29kmあたりから足が重くなってきました。それまで、普段走っているより遅めのペースで、抑えて抑えて走っていたのですが、29kmあたりから、その抑えたペースすらしんどくなってきたんです。

そこからは段々足が重くなり、ペースも取り戻せず、正直心も折れそうでした…。

フルマラソンはスポーツじゃない?

そんな心が折れそうな時に考えていたのは、「フルマラソンはスポーツじゃない!」ということ。30kmを超えると、足の重さ・痛みとの勝負になってきて、「これはスポーツじゃなくない?」って思ったんです。

以前ハーフマラソンを走った時は、2時間切りという目標があって、そこへ向けて練習を積み、大会当日は「全力で走り切る!」と臨みました。終始スピードも保ち、「全力で走っている!」と感じられて、気持ちよかったんですね。

でもフルマラソンは、序盤から力を抑えて抑えて走って、後半は足の痛みとの勝負…。正直走っている最中は、「なんだこれは!」とイラついてすらいました(笑)。

今思うと、何とも言い訳がましい文句ですね(笑)。フルだって、それに向けて十分な練習を積んで臨めば、ハーフのような気持ちよさがあるはず。しかし、走っている時はそんなこともわからなくなるほどに疲れていたんです…。

再チャレンジは?

「スポーツじゃない!」と考えていたくらいなので、正直完走直後は「フルマラソンなんてもう走らない!」と思いました。「いつかはサブ4」と掲げていた目標も、「どうでもいいわ!」と。

しかし、大会から2週間がたった今。「やっぱりまたチャレンジしたい!」と思っています。なぜかというと、こうして振り返ってみても、まだまだやり切った感がないからです。

今回の反省点は大きく2つ。

  • ケガをして練習不足だった

  • ペース配分が上手くできなかった

ここを改善すれば、もっとタイムが縮められる、伸びしろがあると思っています。なので、また頑張ります!

ひとまずの目標は「2023年の名古屋ウィメンズでサブ4」。抽選があるかもしれないので、走れるかどうかすらわかりませんが、ひとまずは来年のウィメンズに合わせて、また練習していきたいと思います。

当日、印象的だったランナー&観客の方々

最後は、大会当日に印象に残った方々のご紹介兼、この場を借りてのお礼をさせていただきます。(何かの間違いで当人が目にする可能性もなくはない!)

言葉や距離はあいまいですが、ご了承ください!(フルマラソン走ってる時の記憶なんてアテにならないですよね…。)

「明日で70歳」と背中に貼って走っていた方

20km後半で、前を走る方の背中を見ると、「明日で70歳」と書かれた紙が貼ってありました。その後見失ったので結果はわかりませんが、少なくとも20km後半で30歳の私と同じペースで走られていました。

めちゃめちゃスピード感があった走りではないものの、一歩一歩黙々と進んでいく姿に、「年齢なんて関係ない。自分も頑張ろう!」と励まされました。

ありがとうございました!

ラスト5kmで「あと5km!」と叫んだ方

ゴールまで残り5kmちょっとになった時、少し前に「ラスト5km」と書かれた看板が見えました。きっとこの方もそれが目に入ったんだと思います。

この方は、「あと5km!」と大きな声で叫びました。お一人で走られていて、周りに誰もいなかったので、おそらく誰に言うでもなく自分に気合を入れるために言ったのでしょう。

その瞬間に私はその方を追い越したのですが、その声を聞いて私も思わず「頑張りましょう!」と叫んでしまいました。すると、「頑張りましょう!」と返してくれました。

その方の思わず出た叫びに、私も気合が入りました。ありがとうございました!

(「頑張りましょう!」と返してくれた後、私は、これまた思わず拳を握りしめて片手を突き上げたのですが(しかも振り返らずに前を向いたまま)、それは今思い返すと少し恥ずかしい。。)

音楽を流して応援してくれていた方

30km越したあたり(?)で、沿道で大きなスピーカーから音楽を流して応援してくれていた方がいました。

はじめに通った時は、私のあまり好きではない曲が流れており、「なんて選曲だ!」と思ってしまいました。疲れでイラついていたんですね…。

しかし、その先で折り返して二度目に通る時には、バンプの“天体観測”が流れていました。

あの時聞こえた藤君の声に、ドンピシャ世代の私はテンション爆上がりでした!身体も軽くなった気がしました。

同じアラサーのランナーを代表して、お礼申し上げます。ありがとうございました!


他にも、多くのランナー、沿道で応援してくれる方々に励まされました。本当にありがとうございました。

目指せサブ4!また頑張ります!

さて、いろいろと振り返りや今の思いを書きました。

途中でも言った通り、ひとまず「2023年の名古屋ウィメンズでサブ4」を目指して、また頑張っていきたいと思います。

それまで1年、今度こそ練習経過などを定期的にアップしていきたいと思っているので、また読んでいただけると嬉しいです。

それでは!



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