あなたの思う、色気とはなんですか?

 女性に限らず男性にも『色気がある』という言葉が使われるが、悲しいことに色気など皆無な私、24歳。
ついこの間まで高校生だったのに、などと思うことはないが社会人になってもう6年目が経とうとしているんだなあ、と薄っすらと時の流れを感じる。今年で25歳を迎えるわけだが、周りの同級生を見ても後輩を見ても、やはり私には色気がないことを同年代と比べてみて改めて痛感する


【果たして外見の問題なのだろうか?】

そう聞かれると答えはYESでもNOでもない気がしてしまう。


色気、つまり色っぽさを感じる基準は、それぞれの感性だろう。一概に、全員が全員同じ人に対して色気を感じるかどうかと言われれば、そうとは言いきれない。
しかし外見で色気を感じることのほうが多いようにも思う。露出が多ければ多いほど色気を感じるという意味ではない。例えば、色っぽい表情を知ることだったり自分の理想のボディラインに近づくために日々努力をし続けたりと、怠惰することない努力と引き換えに自信と色気を手に入れた人もいる。
元々、とんでもないフェロモンの持ち主で外見から色気が溢れ出ている人も中にはいるのだろうが、たいてい外見に色っぽさを感じる人は、化粧やダイエット、メイクやファッションなど美容というコンテンツにおいて自分磨きという名の努力している人が多いのではないだろうか。

しかしこれに該当したとて、内面が幼稚であれば色気など感じられない気がする。
落ち着きがなかったり、明るいとはき違えただけの五月蠅さだったり。落ち着きのある、冷静で物腰柔らかな人ほど色っぽい。
内面から出る大人の余裕、みたいなものが色気なのだろう。

『喋らなければ色っぽいのに』と常々言われることが多かった私はまさに内面が幼稚なこのタイプなんだろうな、とこうして整理していくとなんとなくだが分かってくる。
まあ、外見においても自分が色っぽいなんて思っていないのだが。

 あくまで自論に過ぎないが、色気を手に入れることは努力をすれば可能であって、私は内面的なところでもう少し大人にならなければ、色気のある女にはなれないのかも知れない。

しばらく、必死に自分磨きという名の努力をしてみるのもいいかもしれない、なんて、ね。