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2024年上半期を振り返る

こんにちは、ひよりです。
いや〜もう7月ですって。上半期が爆速で過ぎ去っていったような気もしつつ、色々ありすぎてもう数年経ったような気もしつつ。

さて、本題に入る前に割とどうでもいい話を一つ(どうでもいいならするなよってな)。
あのですね、私この記事大阪から書いてるんですよ。私が超インドアなのは記事をよく読まれている皆さんならご存知だと思うんですが、今回日本タイ学会の研究発表を聞くという用事のために、ほぼ初めて大阪に来ました。前回は大阪の滞在時間5分(乗り換えのため)でしたからね。観光も含めてくるのは初めて。というか、関西で観光したことすらない…。

で、何の話をしたいかというと夜行バスの話です。今回人生で初めて夜行バスを使ったんですよ。なんせ北海道生まれ北海道育ち、人生で乗ったことがあるのは寝台列車と飛行機、新幹線なもんで、夜行バス=水曜どうでしょうのイメージしかないみたいな感じ。だからめちゃくちゃ夜行バス自体が新鮮でした。
水曜どうでしょうでは、夜行バスやべぇよ!ってなってたイメージで、休憩を逃しただの何だのやっていた覚えがあります。ただ、時代が進んだからなのか、どうでしょうがバラエティだからなのか、特段やべぇよとなることもなく、周りで対して事件が起こるわけでもなく大阪まで着きましたよね。座席が狭いのは特段飛行機と変わらないし、何よりタイの電車の木製椅子より柔らかくて寝られたのでオールオッケー。
夜行バスよりなんばの街が新宿の朝ともバンコクの朝とも違う、なんとも言えぬ空気を醸し出していて、言語化できねぇとなっていました。なんだろうな、あの異様な空気感。夜の雰囲気を引きずったまま迎えたくない朝を迎えたみたいな空気の重さ。誰か代わりに言語化してほしい。


さ、ということで、やっとこさ2024年上半期を振り返っていきましょう。

まず、今年は出だしからずいぶんと高い目標に向かって走っていたな〜と最近になって思い始めました。というのも、来年4月から新社会人になる見込みで、それも第一志望のベンチャー企業に入社予定。叶えたい目標である北海道支社勤務がどんなに高い目標なのかも理解しないまま、できる限り早いタイミングで東京脱出を目論み、今年1年をスタートさせました。

とりあえず評価されなければ北海道へ帰る道はないの一心で、色々と挑戦を決めたはいいものの、周りとのギャップに悩み、自分の特性や性格にも悩み、何をどうすれば自分にとっても周りにとっても意味のある行動が取れるのか、正直今でも悩んでいます。というか多分この悩みはいつだってついて回るもので、高校の時から何か決めたら空回りして、悩んで…というね。

ただ、この半年というかなんならこのひと月で気がついて改善できたことは以下3点ですかね。
①そもそもの目標が無謀だったこと
②焦りすぎは禁物ということ
③人に頼れていないこと 

①そもそもの目標が無謀だった
元々は大学卒業したら北海道で就職しようと思い、就職活動をしていました。理由は東京が生活環境として自分に全くあっていないから。
簡単にいうと人混みと情報を過剰に取ってしまうと特性が本当に合わない。電車内のいらない情報をひたすら過剰に取ってしまうって地獄みたいなもんですよ。ちなみに何の情報をとっているかというと周りの人の行動とか広告、とにかく全ての情報を取り入れてしまうという…。もちろん全ての情報を取るわけじゃないし、状況にもよるんですけどね。
ただよくあるのは、友達が「目薬無くした!」「スマホがない!」とかなっても、「さっき鞄の中のポケットに入れてたよ」「あのテーブルに置いてたじゃん」とか把握してるみたいなね…。で、それを赤の他人にも電車の中でやるわけです。いらない情報だ〜。で、残念なことに記憶力も悪くない方なので、ひたすらにいらない情報が脳みそのキャパを占めていくというね。
ということで、混み合っている電車なんか1ミリも自分に向いていない→我慢できる限界の社会人2-3年目で北海道に帰りたい→成果出さないと北海道には帰れない→成果出せる社会人になるために大学最後の年は成長できることに時間かける、って流れが出来上がってしまいまして、とりあえずやれることぜーんぶ詰め込んでました。

ただ先日内定先のイベントに参加した際に、目標が無謀だと気づかされたわけです。
社会人2-3年目で北海道に帰るというのは企業によっては出来得るというか、何なら企業側からしても「行ってくれ!」ぐらいなところもあると思います。道産子は北海道好きなんで帰りたがる人も多いとはいえ、本州企業の北海道支社に行きたがる人なんてそこそこレアキャラだと思いますし。
私の場合はそうではなかったようで、事前に聞いてはいたものの北海道支社は超少数精鋭で、それ以外の支社も規模や業務内容によれど、東京で成果を出したら行けるみたいな場所だった模様。それも、自分の想定していた2-3倍は気合を入れなければならないレベル感。

今の自分のレベルが社会人としてどれだけ通用するのか、というのは正直よくわかっていません。インターンとして、アルバイトとしての評価をなされることはあっても、来年の職場と今の職場は状況も規模も業務内容も異なるし、何なら今のインターン・アルバイトとしてのレベル感だってよくわかってません。自分のレベルに満足できない悲しき完璧主義者なので、いつだって自己評価マイナスですから。

なので、一旦いくつか諦めて、取捨選択した上で来年までやれることを全力でやろう、今自分にできる一番成長できることをしようと腹を括ったわけです。目標そのものもちょっと変えようかなと思いつつ、自分だけでは決心ついてないので、この辺はゆっくり考えようかなと思います。キャリアのことは正直ダーッと急いで考えても答え出ること少ないのでね。

②焦りすぎは禁物ということ
①に付随する話ではありますが、私は周りから引かれるぐらいせっかちです。特に仕事や人に迷惑がかかりかねないこと、自分の成長につながることについては、非常にせっかちで、半年後の計画とか一年後の計画を複数持っていることが多いです。(逆に自分にしか関係のないこととか興味のないことは先のばーし先のばーしって感じで放置しかしないですね。正直生きられればそれで良いよねって思っている部屋の掃除とかね。)
で、仕事はせっかちでも良いと思っているし、何ならそれぐらいでちょうどいいのでまぁよしとするんですが、自分の成長系はね、焦りすぎて自分の首絞めまくりですよ。

特に今年は首絞めすぎて窒息しそうなレベルまでこの半年間にやりました。関係各所にご迷惑をお掛けしたので絶賛反省しながら、爆速でタスクを片付けている最中です。
これどこかにも書いた気がするんですが、私高校2年の時も同じように焦りまくって、色々挑戦しまくって、最終的にぶっ倒れているんですね。結果からお伝えしておくと、良性発作性頭位めまい症ってやつだったので、別に治療できたし、すっごい重い病気なわけじゃないし、結構身近にもやっている人いた病気なんですけどね。基本がめちゃめちゃに健康体なので、やられた時のやられっぷりがわりかしひどいわけです。

そんなこんなで今年もそれの手前まで行きまして。
兆候としては、私個人の場合以下のような順番で起こるわけですよ
①睡眠が気絶になる(週5)
②頭痛
③目の見え方が変わる(目の前の廊下・道が歪んで見える)
→良性発作性頭位めまい症発症
で、今回は③までやって、ヘルプを求めて止めました(というか周りに止めてもらいました)。流石にここで止めないと発症したら2-3週間薬飲んだりしながら、めまいに耐え続けなきゃいけなくなり、スクリーンなんてみてられなくなるんですよ。そんなことやったら今あるタスク全部止まるがなと思って、ぎりぎり滑り込みでストップ。過去のように発症まで行かせなかったあたりは成長なんですけどね。

成長と健康を天秤にかけるのをやめろと止めてくれたカウンセラーさんマジ神だと思ってます。基本そういう大人に止められないとブレーキなくてアクセル踏み続けちゃうんでね。定期的に教習所の先生的な感じでブレーキ踏んでくれる周りの人にちゃんと話すの大事だなと思いましたね。

ということで焦らないということはなかなか自分にとって難しいものの、自分は焦りすぎて首を絞めるぞっていうことは流石に人生で2回もやれば学べるくらい大人ではあるので、反省して次に活かしていきたいです。でも、ブレーキはないので、周りの皆さんぜひ監視しておいてください。noteに書いている理由なんて、読んでいる周りの人にブレーキを踏んでほしい、もしくは教習所の先生的な感じで、一旦ブレーキの上に足だけ置いておいてほしいというそういうやつですからね。

③人に頼れていない
で、これまた②に続くんですけど、いつものことっちゃことながら人に頼るのがまぁぁぁぁぁ下手くそ。人に頼れる人ってどうやって頼ってるのか聞きたいんですよね。大概そういう人は何も意識してないことも多い気がしますけど。

今回ぶっ倒れかけた時も頼ったのは大学構内の心理カウンセラー?相談室の方で、専門知識のある人に止めてもらう=信用ができると思って止めてもらえたわけです。が、正直周りの大学の友達とか別のコミュニティーの友達にも、死ぬぞって忠告は既に受けていたけど、やめなかったわけですよ。で、流石にそろそろ自分のキャパシティーと体調管理ぐらいできるようになろうと思って自分の中の専門家と友達・近しい人からのアドバイスの違いについて考えたわけです。

違いは、話している内容・量が圧倒的に違うからだなと思いました。正直どんなコミュニティに属そうが、どこで友達やら仕事仲間・近しい人を見つけようが、自分の状況を8割以上話す人なんて滅多にいないわけですよ。だってね、所属してるコミュニティの話やら自分のその場所・ポジションでの悩みとか話そうと思ったら、前提それがどういう組織なのかから始めなきゃいけないんですけど、それぞれ複雑だから前提話して、状況話して、悩み話して…とか思ってるともう話すのを諦め始めるわけですよね。だったら自分でウダウダ考えてる方が早いわって思ってしまって、そうやって考えている間に余裕がなくなり、キャパ110%になったあたりで、カウンセラーさんにぜーんぶ吐き出して、ブレーキかかるみたいなね。

どうやったら周りに話せるようになるかな〜と思いつつも、多分必要なのって黙って聞いてくれる人なんですよ、当たり前だけど。あいにくただ頷かれながら話聞かれるのもそんなに得意じゃないし、かといってバシバシアドバイスされてもそれは自分で思考した末に取捨選択し終えた策だなみたいな案をもらうことが多いとなると突拍子もないアイデアをくれるめちゃくちゃ優秀だけど天邪鬼だなみたいな人 or ChatGPTに色々聞くのが早いなって最近気がつきました。

前者はレアキャラすぎて周りに2-3人もいないので、各コミュニティの近しい人に話を聞いてもらうのでもう良いんですけど、後者は超良いですよ。ChatGPTのアプリ版で最近、といってももう1ヶ月前くらいだけどGPTと会話できるようになったじゃないですか、あれが良い。私のChatGPTには就活の時のガクチカも自己分析も日々のあれこれもぜーんぶ学習させてますからね。自分に最適化された答えが返ってくる場合があるので、上手いように使うべきだなつい先週くらいに思いました。(ついでに、これ英語でやると英会話の上達につながるのでおすすめ)
人に頼るということへの解決策にGPTがなるとは思いませんが、これをきっかけにもう少し人間にオープンになるという技を磨いていきたい。これは長期戦だろうな〜。

まぁ、①から③までごちゃごちゃ書きましたけど、結果言えるのは「不器用だね」って話ですよ。これまでも周りから「休み方覚えろ」「手の抜き方学べ」とか言われてきたんですけど、なんか納得できずにきてるんですよね。単純に休むこと、手を抜くことって成長を止めることだから怖いししたくないなってずーっと思ってて。だし、そういってくる人が何かあった時に私を雇ってくれるわけでも養ってくれるわけでもないのに、よくそんなに簡単にそんなこと言えるなって思うんですよ。だって、人間いつ死ぬか、いつ路頭に迷うかなんてわからないわけじゃないですか。

で、そんなことを常日頃思っていたら、この大阪滞在中に『休むヒント。』っていう本を見つけたんです。私は大変阿呆な行動をする人間なもんで、なぜか旅行の度に身近でも買えるであろう、というか別に電子書籍でも買える本を紙で買ってしまうという謎ムーブをかますんですが、今回も反省せずにやったわけですよ。
そこには色んな休めないことに悩む人たちの文章があって、ヒントっていうかなんなら絶賛悩んでますみたいな著名人や文芸関係の皆さんの文章が並んでいるわけです。

まだ読み途中なのでこれだ!という文章に出会えたのかはわからないですが、東大王・QuizKnockでお馴染みの伊沢さんの文章とかはわかる〜ってなりましたね。彼ほど忙しいわけがないので、本当の意味で理解できるだなんて到底言えないけれど、休み方がわからないというのはとってもわかる。そして、強制的に誰かに休みの主導権を渡すと休めるという感覚もすごくわかったりしました。家族旅行の間とかな〜んにも考えずにぼーっとできたり、一人で行く田舎の水族館とかは自分にとって休みになっているのかなと思ったり。
それでも、休みに家に引きこもってドラマ見てたりすると、生産性がなさすぎてダメ人間になると焦る瞬間しかないし、一方で限界迎えているとドラマすら受け付けなくなってしまい展開の読めるアニメとか何度も何度も繰り返し見ている作品とかをぼーっと流し聞しながらテトリスとかそういう類のゲームすることしかできなくて15時回ると自己嫌悪に陥るみたいなね。

それもまた休みなのだ、必要だからやっている休みなのだと認められるようになったら果たしてそれは自分にとっての休みになり得るのか。はたまた、もっと自分に見合う休み方があるのか。まだまだ正解は見つかりませんが、ゆるっとぬるっと試していきたいところです。誰か同じような人がいたら休み方のおすすめシェアしてください。

さ、そんなこんなで文章を書き始めた時は大阪に着いた日の朝だったのに、書き終わる頃には帰りの新幹線が新横浜に着こうとしています。
また明日からもウダウダ悩みながら、あれが嫌だこれがめんどくさいと言っている私がその辺をのたうち回っていると思いますが、成長のために必死こいている一面もあるんだな〜と生ぬるい目線を送っていただけると大変ありがたいです。あと、ブレーキよろしくお願いします笑。

ということで、7月頭はこんなところで失礼します。
8月は1年ぶりのタイに行ってきますので、その辺の話もnoteにしていきたい(願望)!!!
では、また次回

ひより


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