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断言恐怖症

~だと思う、かもしれない。
自分がなにかを書くときに無意識に
このような少し逃げられるような表現を
いれてしまう。

断言してしまうのが怖いのだ。
断言した途端に、それは私の主張になり、
責任を伴う。批判も真正面から受けなければ
ならない。

そう思うと怖くなって、ついつい
お得意の~だと思う、とか使ってしまう。

でもこういうことを繰り返していると、
会議とかでも似たような表現をしてしまう。
するとたちまちこの人は、自分の意見が
ない人みたいに見えてくる。

会議にでると、上司はいつも
絶対に断言している。それが正しくても
正しくなくても。
上に立つ者は、そのように責任を伴いながら
進む必要があるもんな、としみじみ思う。

そんなときに上司からもうすぐ自分も
定年が近づいてきている、後継者として
私も推薦している、と言いだした。
こんな断言恐怖症の私を?

それからというもの、外部との会議にも
びっくりするぐらいに出席することになった。
意見を求められることはないが、自分は
もし求められても太刀打ちできない。
それだけがひしひしと伝わってきた。

まずは、断言恐怖症を治したい。
頭の回転や経験不足はしかたがないにしても
自分が言いたいことは断言しよう。

みなさんももしかしたら無意識に
~だと思う、~かもしれないと使っている
かもしれない。
断言恐怖症は、癖になる。
それを繰り返していくうちに、自分の意見が
言えなくなっていく。
断言は、怖い。だからまずは身近なところから
断言練習していこう。まずは、noteで。

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