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マオリ語学習について

NZの保育園や幼稚園、小学校では、マオリ語を学習する時間があります。幼児期は決まった時間があるわけではないけど、日ごろからお遊戯に含まれていて、自然に覚えていく感じです。
これが小学校になると、ちゃんと学習の時間ができて、日常生活の単語や簡単な会話を学びます。多分中学、高校でもあるんじゃないかな。

マタリキの意外な覚え方

6月下旬、日本の夏至にあたる日が、NZでは冬至で、マタリキというマオリのお正月を祝うシーズンになります。学校でもマタリキのお話しを聞いたり、工作したり色々とやっているようです。
今年聞いて面白かったのは、マタリキの物語には7つの星が出てくるのですが、その星の名前を、なんと「マカレナ」のフレーズに乗せて覚えているそうです。

2021年になって、マカレナというフレーズを子供から聞くとは思いませんでしたが、学校で踊ったりしてるらしいです。

小学校でのマオリ語学習

結局のところ、子供にとっては、日本語と英語、そしてマオリ語を平行してやっているに近いなと感じます。マオリ語はペラペラになるほどではないにしても、けっこう日々の生活に食い込んできているし。
ただ、子供にはマオリ語はけっこう覚えやすいみたいで、特に長女は小学校の始めの頃は英語よりマオリ語の方がよく覚えてきていました。
単純に、周囲もマオリ語を習い始めで、わからないという事に対してネガティブになりすぎないところが良かったのか、マオリ語の発音が英語より話やすいのか、よくわかりませんが。
今はマオリ語での数の数え方や、家族を紹介するフレーズなんかは話せるみたいです。
子供が低学年の頃は、私の方が「これは大変な事だぞ」と心配していました。ただでさえ、英語の話す、聞く、書くが他より遅れている状況で、別の言語をやるというのは、すごく混乱するんじゃないかなという懸念があったからです。英語とマオリ語は文法が違うし。
でも子供はすごいですね。順調というわけではなかったけれど、全てを吸収して頑張っている姿には本当に関心します。

そういえば、子供達が通う学校は、Year2ぐらいから、放課後のフランス語レッスンの案内が来る(学校の授業ではなく、習い事)んですが、面白そうだと思う反面、これ以上言語面で苦労はかけられないと思って断念しました。

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