株式投資と4つのキャッシュフロー・クワドラント
noteで最近、気になる記事を見つけました
〝お金の教育〟に関する記事です
子どもと先生が『希望をもてる学校』をめざす
「現役教師×挑戦×異業種」の
新しい教育コミュニティ
教員室NEXT@教師と異業種の挑戦サロンさん
で投稿された茨城県の小学校教員
佐藤陽介さんの記事
この記事で、新学習指導要領により
高校の家庭科の授業で『金融教育』
資産形成の授業が始まった事を初めて知りました
学生なんて、もう3昔くらい前なので
家庭科というと料理をしたりミシンをかけたり
といったイメージしかなく
家庭科で『金融教育』というのが不思議ですが
小学校の生活科というのと
同じ位置づけなのかなと解釈してみたり、、、
そもそも生活科自体がよくわからないですが
高校の家庭科って必須なのかな?
家庭科を選択するかで『金融教育』を
受けられるか受けられないかに分かれるのは
ナンセンスなような気がする
その意味では、義務教育でこそやるべきで
小学校、中学校は、『金融教育』を
しているのか気になるところです
私はお金の教育に興味があるけれど
〝お金〟そのものには否定的だったりします
〝貯蔵技術の発展〟と〝貨幣制度〟が
人間と自然界を隔て、人間の欲望を増長し
人間を地球の害虫とも言える存在へと
変えていったと思っているのです
〝貯蔵〟をする動物は他にもいますが
そんな動物も自分で隠した場所を忘れて
隠した木の実が芽吹いて
やがて大きな木になったりする
お茶目な一面があったりします
やはり1番の問題は貨幣制度でしょう
〝腐らない〟最たるものが
〝お金〟だと言えます
〝お金〟という形でストックする事で
自分の生命維持に必要な分以上に
ストックしてしまうのです
それは次第にエスカレートしていきます
例えば、うちのペットのレオくん
エサのコオロギを何匹か離すと
数匹食べるのですが、お腹いっぱいになると
目の前をコオロギが這っていても
見向きもしません
それを見るたびに感心しています
本当に無駄な殺生はしないんだなと
とは言え、
既に貨幣が流通している現代に生まれた以上
〝お金〟と縁を切った生活をするのは
到底無理です、、、なんせ私は軟弱者なのでw
ならば〝お金〟というものを理解し
上手く付き合わなければいけません
私にとって〝お金〟とは、ツールです
自分の生命維持をするためだけでなく
多少の付加価値を得るためのツール
(生活の余裕であったり自由であったり
お金を気にせず暮らせるのが理想です)
〝足るを知る〟をモットーにしてるので
自分が使い切れないほどの余剰な大金は
端から望んではいません
そんな、私でも知っているのが
『金持ち父さんの
キャッシュフロー・クワドラント』
ロバート・キヨサキの著書です
まぁ、、、
若い頃に〝経済的自由〟というものに
憧れた時期があるということなんですけどね
まったく、、、
人間とはどうして〝自由〟という言葉に
こうも弱いものなんでしょうね
遺伝子に〝自由〟を求めるように
組み込まれてるのでしょうか?
横道に逸れましたが
キャッシュフロー・クワドラントでは
お金の獲得方法に応じ4つの区分に分けて
それぞれの特徴を解説しています
ロバート・キヨサキは実業家ですから
当然BやIを推してるわけです
そして、
Eをラットレースと揶揄したりしているのです
しかし、Eの人間がいてこそのBやIなわけで
本来BやIの人間はEに感謝すべきなのでは?
というのが私の持論です
特にBの人間は、Eに感謝して
利益をEに還元する事で
ビジネスが、より良く回ると思うのです
低賃金で働かせるだけ働かせて
私腹ばかりを肥やすトップなんて嫌ですよね
BやIを推してるからと言って
誰でもが望めばBやIになれるとは限らないし
BやIになれば誰でも簡単に
幸せになれるわけでもありません
人には向き不向きがあります
新規開拓ができる人もいれば
用意された環境で力を発揮できる人もいます
自分から仕事を産み出せる人もいれば
与えられた仕事をこなすのが得意な人もいます
リスクを取れる人もいれば
不安に押しつぶされる人もいます
どのような働き方稼ぎ方が
自分には合っているかが大事だと思います
この4つのクワドラントで
1番私が容易に考えると危険と思うのが
投資家と言われるIです
お金はお金に稼がせるのが1番
というのは、今の世の中では事実です
事実ですが、
小額のお金を投資したところで
大したリターンは望めません
お金がある人ほど儲かるというわけです
お金がないからといって
〝レバレッジ〟なんて格好良さげな横文字に
踊らせれ信用取り引きなんてしたら
元本割れどころか
借金を背負う事になりかねません
株での負債を株で取り戻せるなんて思って
成功した例はないと思った方がいいです
残念な事にセンスがないわけですから。。。
少ないリターンで満足できたり
株式を長期保有し配当金や
株主優待を目的とする程度でしたら
株は社会情勢に興味を持てると言う意味で
いいかも知れません
数年前、年金問題が出た時に
政府が投資を推奨したのは実に馬鹿げています
投資で儲かるのは一握りの人間だからです
全ての人が儲かる投資なんてほぼありません
私も昔、株式投資をした事がありますが
株の仕組みを理解した時点で熱が冷めました
私が安く買った株を高値で売って
利益を得ている裏で
同じ株を高く買ったのに値下がりした人が
必ずいるのです
特に私がIPOをメインにやっていた
というのもありますが
誰かの犠牲の上に得るお金ってどうなんだろう
しかも労働というほどの労働もせずにと思い
株から離れていきました
そんなこと気にならない人も
いるとは思いますが、、、、
教員室NEXT@教師と異業種の挑戦サロンさんで投稿された茨城県の小学校教員
佐藤陽介さんの記事で
ある本が紹介されていました
株投資の経験から投資には
あまりいいイメージがなかったので
どうせ投資をよいしょする本でしょ
と思ったのですが
記事で引用されていた
子どもに
『お金持ちになるにはどうしたらいいの?』と
聞かれて、作者のサミさんが答えた言葉
予想外の利他的で素敵な言葉だったので
ついポチッとしてしまいました
本が読めるかわからないから
1番バランスのいい中古を選んでですが
(この辺が私の価値観、、、
値段の安い中古で
本という形がある事で売る事もできる)
誰かをハッピーにして、
自分にもお金が入るなんて最高ですが
そうそう問題を抱えた人ばかりではないので
困りごとだけでなく、誰かが望んでる事、
人がお金を払うに見合う価値を
見つけ出せる能力も大事になると思います
困りごとにしても望む価値にしても
誰かの立場になるという共感性や
イマジネーションを養う事が大事ですね
私のテレビ業界の師であり
人生でも影響を受けた大将の言葉に
『人間は地球の害虫でしかないけど
人間の持つ唯一の武器 イマジネーションが
世界を救う可能性がある』
というのがあります
人間が持つ武器 イマジネーション
いくつになっても養いたいものです
もし子どもに
お金持ちになるにはどうしたらいいの?』と
聞かれた時に、
お金の稼ぎ方を提示するのではなく
『なぜお金持ちになりたいの?』と聞き返し
その子の将来を引き出してあげた方が
有意義なのかも知れません
だって〝お金〟はツールでしかないわけだから
このnoteを書く切っ掛けになった
教員室NEXT@教師と異業種の挑戦サロンさんで投稿された茨城県の小学校教員
佐藤陽介さんの記事も
よろしかったら読んでみて下さい
長々とありがとうございます