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無限列車10回目にして5歳児の気持ちがわかった!ついでに、ufotableのアレも再確認した!そんな1日な話

10回目も煉獄さんはカッコ良かった!!
煉獄さんの『なるほど』が好き
この『なるほど』に共感してくれる人が
noteにいて嬉しい😆

最近、猗窩座戦の途中で
煉獄さんが
自分の頭を叩く瞬間が好き

一番好きなのは〝煉獄〟
袈裟斬りした後
さらにぐっ刺して
さらに捻って斬り上げるとこ

回す瞬間が好き

そして

猗窩座の狂喜?狂気も素晴らしかった
猗窩座の『きゃはっ!』が好き

上がった口角から滲み出る狂気が好き
(これは魘夢も同じ、、、)

そろそろ猗窩座のことも書きたいなぁ

画像1

もちろん
魘夢くんの強制昏倒催眠の術は
今回も凄すぎたw

画像2

はい。前半すこし記憶飛び気味でしたw

ある日
コタさんがぽそりと言った

『夢のシーンが飽きる』


........はい。

その通りですね!


10回目にしてあなたの気持ち
考察しましたよ。。。

(ちなみに一人で見に行きました
 コタさんは次も4DXがいい
 と言う贅沢者w

まぁ、最初からわかってましたとも
最初に見終わった時に

『煉獄vs猗窩座戦カッコいいけど
 その為にそれまでをもう1度
 見るのはキツいね』

と話ましたね(←遠い目)

それなのに既に11回

人生ってなにが起きるかわかりませんね
一寸先は闇ですよ闇!沼ですよ沼!

N・U・M・A


とはいえ
8回目には遂にこんなことが、、、w
※下の記事参照

しかし!9回目は親子で人生初の4DX!

振動や風のおかげで
魘夢の術にかからなかったw

記事で触れているけど
私は以前に主題歌の『炎』について
下の記事でウザいくらい熱く語った

実は、炭治郎が苦手だ嫌いではない

どうでもいい

いわゆるアウトオブ眼中なので
主張が強くなるとウザいのだ。。。。

しかし!

残念ながら
炭治郎くん主張が強めな男だw

そうなると

煉獄さんさえ
余裕で我が子な年齢
なので

炭治郎
青臭いしょんべん臭い感じより

煉獄さん
あの年齢に不相応な大人っぷり

の方が心地よく共感できるって
だけなんですけど

なまじ世の中渡り歩いてるぶん
『そこのボンボン
 世間はそんなに甘くねーぞ』

と耳元で囁きたくなるw

わめくな

心情だだ漏れ過ぎだぞ


と思わずにいられない汚れた大人
それが私だw

故にあんな無意識領域
『おぉ〜そうですか』

『なんて澄み切っていて温かい』

と思えるわけもなくて
下の記事まで書いたw

これも、、、、書き途中で
続き書く書く詐欺をキメ込んでるなぁ。。。。

そう言えば
この2人に関しては。。。
煉獄さんと炭治郎に関しては
下の記事も初期に書いたなぁ(遠い目)

私事ですが11/25にnoteに初投稿した

この記事は12/6でまだまだ初期
noteの機能?使い勝手

あまり理解してないし使いこなせてない


内容うんぬんの前に
ビジュアル的につまらなかったw

が!!!

内容はブレはなく一貫していた
なので暇な人はその辺も見て欲しいなぁ

とか言って

『別にそんな大差ないよ』


なんて思われたら今度こそ寝込む

画像3

『ゴメンネ わかり辛いとこ拘って』


と。。。。。(マジnoteに私の需要ナシ😢



さて、派手に横道に逸れたとこで

ここから本題!


5歳児のコタさんが

『夢のシーンが飽きる』


というだけあって

この夢パート
確かに〝中だるみ〟
ではあるかも、、、

批判に多い〝冗長さ〟の原因かも


原作と比べると
映画オリジナルなカットやシーンが
かなり足されています

特に炭治郎の夢に関して
いや、炭治郎が苦手とかでなく
炭治郎が主役なぶん
思入れ
アレなのかなぁと

あれだ!あれ!
力が入り過ぎた
とかw

もちろん足されたカット
一つ一つは良いのだけど、、、
全て盛った事で

テンポが落ちたり

クドく長く感じる

つまり
コタさんが言うように

シーンに飽きてしまう


所詮、5歳児なので
派手なバトルシーンがお好みのようです


そして、この炭治郎の夢パート
盛りに盛ったので

致命傷的には

禰󠄀豆子の不在な時間が
すごく長くなってしまっている


マンガでは
すでに昔の炭治郎に戻っている
ところから夢が始まるが

映画では今のままの炭治郎が
吹雪の中を彷徨うところ
からスタート

炭治郎が魘夢の術を破れる
(禰豆子のおかげもあるが)
伏線として炭治郎が
〝現在の意識〟を夢の中でも
持っているように感じさせる
狙いがあるのかも知れない。。。。

が!

花子と茂に会う炭治郎
弟妹よ。『炭売れた?』の前に
『どうしたの?その刀』とか言いなさいw
(マンガでは既に昔の炭治郎だから
 違和感のないセリフなのだけど。。。。)

画像4

※原作のマンガでは
ここまで雪も積もってません
映画やアニメでは効果的に(場面転換などに)
使っているけど

そして、弟妹に抱きついて起き上がると
あら不思議!!昔の炭治郎くん登場

画像5


うん。この演出も
演出的には嫌いじゃない
こういう転換方法はアリだ。
むしろ好きだw

ここで

『夢を見ながら
 死ねるなんて幸せだよね』


魘夢のいる
現実の無限列車にシーンが変わる


この夢パート
4人の夢と現実の無限列車を
カットバックしながら進行する上に
4人の無意識領域まで出てくる

複雑で少しウザめ

な作りになっている

まぁ、原作からそうなんだけど。。。

そして再び炭治郎の夢に

お家に一緒に帰った炭治郎くん
ママや竹雄も加わり笑い話にされて
ママにも『疲れているのかも』と
心配されつつ楽しくの団欒

なぜか禰豆子はいない事には
誰も疑問を抱かず。。。。何故??


『........悪い夢でも見ていたみたいだ』
(おい!炭治郎)

そして魘夢の話に画かぶせ。。。
インサートしている画も

画像6

こんな感じで禰豆子の存在ガン無視だ

思い出せ炭治郎!お前は

画像7

『俺と禰豆子の絆は誰にも』

 『引き裂けない!!』

怒り心頭できるお兄ちゃんだったんだ
気付け!簡単に魘夢に引き裂かれているぞw

禰豆子不在のまま進む家族団欒
丁寧になっているぶん際立っている

そして
さらにさらに

次の炭治郎の夢のシーンでは
映画オリジナルのお煎餅シーン

簡単に言うと
古いお餅をお煎餅にして食べるのが
竈門家の子供たちの楽しみ
『僕はこれやる〜』
『じゃあ、わたしこれ担当ね』
炭治郎が
『じゃあ、お兄ちゃんは食べる係だ』
というと弟妹達が『ずるーい!』

うん。仲のいい兄弟だ
禰豆子いないの誰も気にかけない
以外は温かい家族だ

禰豆子が悪夢だったのか???
炭治郎って5人兄弟でしたっけ?

みたいな気分になった頃に

え?今更??なタイミングで

『あれ?禰󠄀豆子は?』

と気づく炭治郎

『ねえちゃんは山に
 山菜採りに行ってるよ』

と言われて

『えっ.......昼間なのに?』

禰󠄀豆子が鬼前提な反応をして
他の弟妹に不思議がられる炭治郎

※山菜のやりとりはマンガにもある

さっきまで禰󠄀豆子の存在すら無視して
家族で楽しそうに煎餅食べてたよね??

禰󠄀豆子にも
お煎餅あげようとかなかったの?(←そこ?)

※マンガでは煎餅食べてません

確かに山菜採りの件の前には
山で木を切るシーンが足されている

切った木を竹籠に入れて
背負うと炭治郎が

禰󠄀豆子行くよ』と独り言をいい
自分でもアレ??っと戸惑うシーン

炭焼きである日常を感じられるし
〝背負う〟という行為を切っ掛け
自然に禰󠄀豆子行くよ』が出るのもいい

シーン的には良いシーン
だし
意外と好きなシーン


しかし!

やっと禰󠄀豆子』の名前が出てきただけ
竹を咥えていない
昔の
禰󠄀豆子ちゃんは不在のままだ

そして先ほどの山菜採りのやりとり
には続きがある

弟妹と話していると
ママさんにお風呂の準備を頼まれる
炭治郎が外にでると。。。

禰󠄀豆子の木箱が


視界の端に木箱が見えた炭治郎が
確認しようと振り返ると
既に木箱はない

不思議に思いながら川に着くと
あの有名な?

画像8

『起きろ!攻撃されている』
『起きて戦え!!』
なシーン
(個人的には水の中の炭治郎が
 クリア過ぎるのに違和感
 ファーストカットだけね。。。。)

過去の禰豆子ちゃんの姿は
まだまだ登場しない

過去に禰豆子はいなかったのか??

画像9

水中に引き込まれた炭治郎

『そうか 
 そうだ俺は汽車の中だ!!』

魘夢の術中にいることに気づき

暗転

次に出てくるのは
シズル感半端ない竈門家の食事のアップ

『兄ちゃんたくあんくれよ』

というまたまた

禰豆子不在の家族団欒


ここまで書いてきて
これは魘夢の見せている夢だから
魘夢の〝ご都合血鬼術〟だから
魘夢が意識的に禰豆子を排除した夢を
見せているのか???
との考えにもいたったが

魘夢が禰豆子を知っていたようにも
思えない。。。。
というか鬼舞辻ですら禰豆子を
把握しきれていない
はず

魘夢も回想で

『しかもあの娘 鬼じゃないか』

『鬼狩りに与する鬼なんて
 どうして無惨様に殺されないんだ』

と言っているので
禰豆子のパーソナルデータまで把握して
敢えて禰豆子を夢から外すとは
考えにくいかなぁ。。。。

結局、禰豆子ちゃんは
炭治郎が家から駈け出して
山菜採りから帰る禰豆子に出会うまで
登場しない。。。。遅っ。

スクリーンショット 2021-01-18 20.21.26

そして雪空がリアルな分
雪空のボリュームが多い分(カットが多い)
原作のままのセリフ

『禰豆子も日の光の中 青空の下で』

原作以上に違和感がある
リアルな背景からは
日の光も青空も徹底して感じない

感じないことを認識できるくらい
背景がリアル過ぎて一貫し過ぎてるw

誤解を覚悟で言うと
マンガはかなり背景描写が

雑っ!

それでいろいろ誤摩化せてる部分
ある気がするのですよ

あとコマとコマの間の情報を
読者に丸投げできる

映画は動画だから
点と点では描けないから

いろいろ大変ですね

日経トレンディで

「どう省略して作るかが議題に
 上がるのが普通だが
 ufotableはそれをしない」

と十数年彼らと一緒に仕事をしてきたという
アニプレックスのプロデューサーの
高橋祐馬氏が語っていた

そう!とにかく丁寧なのだ
そしてクオリティーも高い!

そんな作画でシーンを作られたら
監督?編集?もシーンを落とすのは
確かに惜しくなるだろう

断腸の思いなんてもんではないことは
容易に想像がつく

が!

しかーし!


原作の魅力に

物語の展開のスピード感

というのがある
アニメを全く理解していない人間が
言うのもなんだが

このスピード感が失速することで
これまで漫画のアニメ化は
痛い目にはあってきていると思う

飽きられる

視聴率が下がる


せっかく原作にスピード感があるなら

ここは切るべきだった


で、原作よろしく

DVDの特典映像にでも
すれば良かった


なぜなら
夢のシーン自体が華やかでないからだ
しかも無意識領域や精神の核にいたっては
理屈っぽいし概念的過ぎる

一般ウケはしない

はず。。。。。。。。。


作画はキレイだし
炭治郎と煉獄さんの現実的な描写
善逸や伊之助のギャグ要素など
タッチも変えて工夫はされているけど

長時間画面に集中させる程の
遡及力のあるものではない

特に炭治郎の夢

何回も小出しに出てきて
構造を複雑にしている

割とシーンシーンが似た印象
とにかく淡々と進む話の展開が遅過ぎる

善逸の夢の方が
コンパクトで善逸と禰豆子ちゃんの
魅力も溢れている

しかも!
禰󠄀豆子ちゃんの姿が
初登場になっている(←え??)

実は映画では禰豆子ちゃんの初登場
竹咥えたあの禰󠄀豆子ちゃんでなく
人間に戻った姿の
善逸の妄想、、、じゃなく
夢の中の
禰󠄀豆子ちゃんなんですね

そして、次は伊之助の夢の
子分その三こと
うさ耳ぴょん子ちゃんw
(ぴょん子ちゃんは竹咥えてます)

伊之助の夢も彼のパーソナリティー
親分になりたい願望や
精神年齢の幼さ
も出ていて良い
キャラクターが動物化していて
なんとなくコメディータッチ
尺も飽きない程度

映画でつけ加えられた
主の姿が汽車に甲殻類か虫のような
足が生えていて

後に魘夢が無限列車に融合するのを
予言している
ようになっている

声も魘夢が演じているらしいw

劇画タッチの静止画
シーンを閉じるのもある演出手法だ


他のキャラと同じくらいの
コンパクトさは無理でも
やはり少し炭治郎の夢パートは

盛り過ぎだろう。。。。。

この夢のパートは
初見の人でも4人のパーソナリティーを
理解出来るようになるシーン
でもある
炭治郎に関してだけはソコが
あまり感じられない。。。。
まぁ、禰󠄀豆子ちゃんいないけど
仲良し幸せ家族ですねってこと??
だったら,もう少し短くても。。。。。

ただただ長く何回も
同じようなシーン見せられている
そんな気分になる
これを人はたぶん飽きると言う

正確には牛歩で進んでるんだけど

お煎餅のシーンの最後には
家の外観に声が漏れているようにし
ズームバックすると
夢に入ってきた魘夢の手先の青年が
木の陰にいたり(忘れちゃうからね)

細かいの
とにかく丁寧過ぎなくらい丁寧
そして1つ1つは凝っているし
ちゃんと練られている


すんごく長く
炭治郎の夢パート書いたけど
ここに残り3人の夢と
無意識領域と精神核の説明CGとか
4人分の無意識領域とか
魘夢の語りとか列車内の様子とか
綱繋ぐシーンだったり
禰豆子の頭ゴツンして
流血からの爆血発動
とか
煉獄さんの首つり上げとか
もう

どんだけカットバック??


なわけですよ、、、
とにかく

みんな寝過ぎ!!!!!


ここをもっと整理すべきだった

編集はマイナスの美学です


全体を整理して
基本バトルシーンを今のままに
100分ぐらいを目指す

かなり変わると思うのになぁ

※実際は上映時間117分です

ちなみに

ずーっと禰豆子ちゃん不在だったのに
炭治郎の心の声

『本当なら俺は今日もここで
 炭を焼いていた』

『刀なんて触ることもなかった』

『本当なら...本当なら!!』

のインサートに
禰豆子も一緒に煎餅焼いて
いたり

スクリーンショット 2021-01-18 20.19.42

季節も変わり青空の下
みんなで川に行ったりする

スクリーンショット 2021-01-18 20.19.44

あれ?

さっきまでガン無視だった
よね??w
え?居たの??となるw

結構、ご都合主義だなぁとw

とはいえ
映像の方が好きですけどね!

やっぱり作画は素晴らしいじゃないですか

上の記事でも書いたのですが
映像化されてヒキ画が圧倒的に増えたのが
ヒキ画大好き編集マンとしては嬉しい

そして再現性が半端なくいい!

上の記事でも引用した例でいくと

画像10

アニメ第7話で出てきた原作にない
浅草のヒキ画
かなり時代考証もされています

画像11

こちらが当時の絵はがきです
昼夜違いますがかなりの再現力です

原作でパターンやベタなどだった背景

画像12

画像13

とこんな風に
作画は本物と見紛う綺麗さクオリティーで
鬼滅の刃の世界観にリアルさを足しています

以上

劇場版『鬼滅の刃〜無限列車編』は
ufotableさんのプラス発想な作画故に
マイナスな編集美学が発揮されずに
〝中だるみ〟を生んでるし
話も構造も難しい夢パートは
5歳児じゃ飽きるよね
何回も見るとママも魘夢の術に購えない

とは言え
やはりufotable圧倒的な
作画クオリティがあってこそですよね!

というお話でしたw

はぁ〜長っ!

頑張って最後まで読んだよって人は
スキ♡を押して下さい。。。。。


いい気になって続き書くかもw

本当に編集論語ると長くなる