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私の翼はZoomで自由に羽ばたきだした

子どもの頃父親が決めたテレビしか視聴することができませんでした。
勉強する時間も家族でみるロードショーも中学校の部活も・・
部活を辞めるタイミングも遊ぶ友達もすべて、父親のことばひとつで決められていました。

木刀を振り回し、力で私たちを制圧していた父がなぜか許してくれた漫画がありました。手塚治さんの『火の鳥』です。火の鳥の話の内容よりも、あの翼が欲しくてほしくてたまらなかったことをいまでも何度も思い出します。

小学校5年生の時からとにかく抑圧から逃げたかった。
いい子でいるため、変わった子どもだと思われないため、友達をなくさないため、自分を守るために嘘をつき続ける自分が嫌いでした。1つの嘘を守るためにつじつまの合わない嘘を重ねてつかなければならずに苦しかった。

「翼(つばさ)をください」
山上路夫作詞・村井邦彦作曲

いま私の 願いごとが
かなうならば 翼(つばさ)がほしい
この背中に 鳥のように
白い翼 つけてください
この大空に 翼をひろげ
飛んで行(ゆ)きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ 行きたい
いま富とか 名誉ならば
いらないけれど 翼がほしい
子供の時 夢見たこと
今も同じ 夢に見ている
この大空に 翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ 行きたい

ずっと大空を自由に飛び回りたかったのです。どうやったら自由になれるのかを必死で考えて看護師になりました。自立できる職業があれば自由に近づけると信じていました。

自分自身は大人になって自由を獲得したと思っていたけれど、子ども達3人を育てる時に翼を与えなかったのです。それに気が付いたのは3人の子どものうち2人が不登校になってからでした。

社会に出るということがどんなことなのか、子どもを産んで育てるということにどんな役割があるのか学ばぬまま、子育てをしてしまいました。息子から「母さんは俺たちが育ててやった」と言われましたが、本当にそのとおりでぐぅの音もでません。でも、おかげさまでいまはたくさんの方々に刺激を受けながら、人間としての生き方を学び続けています。

2017年にコンサルタントを受けたときに「Zoomで」と言われて使い始めました。そのときにインターネットで「Zoom」と検索すると田原真人さんが「Zoomで創り出したい未来の話」がヒットして、凄いひとだなぁ。。と思って気にかけていました。

2019年5月に別のルートで田原真人さんのことを知り、それから1年2か月のあいだZoom対話だらけの日々になっています。

Zoom創業者のエリック・ユアン氏(50)が大学へ進学した際に、ガールフレンドと遠距離恋愛になってしまい、年に2回、電車で10時間かけて彼女へ会いにいった。電車は混んでいて、立ったまま眠れるほどひどい状態だった。大学1年のとき、電車に乗らず、離れていてもすぐに会話ができるものがないか必死で考え、そのアイデアが、Zoomに結実したという。当時のガールフレンドが現在の奥さんで、22歳のとき、学生結婚をしている。子供は3人だ。

エリック・ユアン氏のおかげで私は自由に羽ばたけるようになってきています。長崎にいても多くの人と出会い、胸に染み入るような対話の時間を持つことができています。いろんな方々がいろんな器を用意してくださるので、私はいろんな器にお邪魔していろんな料理をつまみ食いしています。私が出あう器のデザインは多様で、そこに集う方々もいろんな視点から集まっているので人間を捉える幅がとてつもなく広くなりました。

これからもチャレンジを続け、いつか私が獲得しているこの体験をいろんな方々に体験していただけたらいいなぁと夢見ながら学んでいます。

ちなみに、鳥が好きなので飛行機はJALで、バイクはHONDAです。
HONDAの翼のデザインが大好きです。ポケモンGoではホウオウがお気に入りです!!私は看護師なので時々・・・天使の羽も生えます。

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