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オンライン対話中の感情を読み取ろう

【目次】
1.オンラインでの活動について
2.オンラインでのつながりが拡がったらいいなぁ・
3.オンライン対話の場に必要なこと

1.オンラインでの活動について

・2018年10月から2019年5月まで参加した「箕輪編集室」
・2019年5月から2010年6月まで参加した「Zoom革命共創サロン」
・2019年3月から現在も参加中の「議論メシ」
・2019年7月から参加中の
   SLF自己組織化ラーニングファシリテーターのコミュニティ
・2020年1月から参加中の
   EMSエッセンシャルマネージメントスクールのコミュニティ
・2020年6月から参加しているプロセスワークforコミュニティ

私は長崎で看護師をしています。
大型バイクに乗ってソロツーリングに行くことを趣味にしています。行きたい場所まで連れて行ってくれる愛車に跨り、「自由だ~!!」と叫びながらヘルメットの中で感動の涙を流しながら走っています。これまでにツーリングでお世話になった人、出逢った人は数えきれないほどになりました。再度その地を訪ねてお世話になった方々に逢いたい、そう思える場所が何か所もあります。走っているときには自由を満喫して最高なのですが、行った先で出合う人やモノや自然に癒されるタイミングになって「実はなにかとつながりたかったんじゃないか・・」と思うのです。

2.オンラインでのつながりが拡がったらいいなぁ・・・

最近はめっきりオンラインでのつながりばかりになってきて、リアルでは新しい方と会うチャンスが巡ってきません。今年はまだツーリングに出かけることが出来ていないのですが、ストレスが溜まることはなく、日々豊かなつながりを感じながら生活できています。

オンラインで初めて会う方々に、身近で話せない自分自身の内面を打ち明けています。なぜそんな風に話せるようになったのかを考えてみました。リスクが高すぎると思う気持ちはとってもよくわかります。でも、打ち明けるかどうかは「自分で選択できる問題」です。私の場合は日頃感じているもやもやを打ち明け合うことで「じぶんだけじゃなかったんだ」という安心感を得ています。それにより視野がどんどん拡がっていってます。

3.オンライン対話の場に必要なこと

それは「お互いの感情に気づき合うこと」じゃないかと思います。
「オンラインだからわからない」のではなく「オンライン上に出ている感情をつぶさに観察し合うこと」。プロセスワークの6つのチャンネルを元に考えてみます。

①視覚チャンネル(あなたが見ているもの)
 ・相手の表情・・笑顔なのか疲れてそうなのか下向いているのか
 ・相手の視線の先・・周囲に誰かいて忙しそうか、考え事しているか
②聴覚チャンネル(聞こえてきたもの)
 ・相手の声の調子(ゆったりしているか、緊張しているか)
 ・周囲の音・・子どもが泣いている、喫茶店にいて声が出しにくい
③動作チャンネル(相手の動き)
 ・相手の動作を観察・・頭、首、肩、手の動き、
 ・画面OFF・・相手の環境や気分の様子、仕事中や移動中
④身体感覚・・これは本人にしかわからないのかな
⑤関係性チャンネル
 ・対話の場でなにがおこっているか観察する
 ・心地よい対話が行われているか
 ・話したいのに声が出せない人がいないか
⑥世界チャンネル(上記以外のすべて)
 ・オンライン環境(PC・タブレット・スマホ)
 ・マイクの性能
 ・仮想背景と相手の関係性

このように、「相手を知る」ことで相手の感情に想いを馳せることができて、その分の距離がぐんと縮まります。それからもう一つ、私が参加している場の方々は、きっとどなたも「ファシリテーション」のスキルがあるのだと思います。FAJ日本ファシリテーション協会のホームページからの抜粋です。

ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。

対話の場がうまくいくようにかじ取りするのは、その場を主催している方だけでは無理かなぁと思います。参加者も積極的にメンバーの「感情を想像しながら」その場が、その日の目的に沿うようにみんなで支援し合い、促進していく働きをしているのではないかと感じています。

日頃感じているもやもやを吐き出すことができる場をいくつも掛け持ちで持つことができていますので、仲間たちにほんとうに感謝しながら暮らしている有難い日々です。

興味関心が近い人やもやもやポイントが似ている人は、動いてみると以外にたくさん出逢えますね。諦めずに動くといいことあるかもしれません。

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