期待すればするほどに要求が大きくなってしまう件について。
人や組織に関わっていて、「この人のやってることを応援したい」とか「この組織がやってることに共感できる!」って思って関わり始めていくと、最初は「尊敬ポイント」ばかりが見えてくるのですが、そのうち「こうなったらいいのに」とか「ああするべきなんじゃないか」とかの「もやもやポイント」が見えてくるのはいつものことなんです。
そんなとき、自分の視点からの見え方ばかりが気になって相手がなぜそうしているのかをすっとばしてしまいそうになります。そして、「あなたのために」「この組織のために」助言したくなるのです。
それは助言ではなく・・・あなたの視点だから!!って反対側にいる私が気づくようになってきました。
私のようなこんな思考パターンに陥ってしまって、相手のことを尊敬できないばかりか「ことばの牙」をむけてしまう人がいます。これにより相手側は怒り・不安・恐怖の気持ちになり「傷つけられた」もしくは「傷ついた」ということになります。その場に一緒にいた方々も、自分ではない誰かに向けられた「ことばの牙」を敏感に感じ取り、その場の安心感を阻害されてしまいます。
こういう勿体なさを何度も体験して、どうにかこれを乗り越えようともがいてみるのですが大抵は誰かがその場をさること(逃げること)でしか収束出来ない事態になってしまいます。もちろん逃げることは必要です。「いのち」のリスクを侵してまでそんな場に居続ける必要はありません。
私は「言葉の牙」を向ける人のこころの奥底が気になって仕方がありません。ここには宝物があると思っているからです。でも、この宝物が出現するのが先か、周囲が疲弊してしまうのが先かを考えると、深入り出来ない状況です。
ここをなんとか乗り越える術を身につけたい。
そしてすべての人が愛と平和をめざすために手をとりあっていけたらいいなぁって思っているので、私の模索はまだまだまだまだ夢の途中です。
今日は、コミュニティ・オーガナイジングジャパンで知り合ったグループメンバーとお喋りする機会がありました。安心して語り合える場であったことに今日も感謝の気持ちを表明しておきます。
ありがとうございました。
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