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未来に何を残したらいいのだろう?

3人の子ども達は、自分達の人生を自分達で切り拓いていってます。
私は人生100年時代の半分を越そうとした頃から
「なにひとつ社会貢献していないなぁ・・残りの50年で私にできることはなにかあるかなぁ?」と考えながら学んでいます。

看護師をしている職場で気になったのは「自分の想いを伝えられず」に退職していった仲間の存在でした。

自分にとってイヤだなぁと思う出来事があっても、適当に受け流すことのできる人は世の中を上手に渡り歩きます。「私は嫌です。できません」と言えなくなっている人はなぜ言えないのでしょう?

どうやったら想いを伝えることができるの?

それは相手が聴く耳を持っていないから?
その人が優しいから?自分が傷つくことを恐れているから?
それとも相手が傷つくのではないかと心配しているのかしら?
一度は言ってみたけど、どうにもならないと諦めているのかしら?
自分さえ我慢すれば世の中は廻っていくのだと思っているのかしら?

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昨日、2020年6月30日に瀧本哲史さんのゲリラ講義がありました。
それは、8年前に「君たちは自分の力で世の中を変えていけ!」というメッセージがつまった東大での講義を収録・編集した動画でした。瀧本さんは昨年この世を去ったのですが、きっと見守ってくださっていたと思います。

 いろいろ理由はあるんですが、一番の理由は、日本への危機感です。

瀧本さんが本を書く理由についてこう伝えています。そして、

誰かすごい人がすべてを決めてくれればうまくいく、という考えはたぶん噓で、「みなが自分で考え自分で決めていく世界」をつくっていくのが、国家の本来の姿なんじゃないかと僕は思ってます。

小学校・中学校・高校と親や先生の教えが絶対で、大人に聞いてから行動していたけれど、「みなが自分で考え、自分で決めていいんだ」と習ってないですよね。最近の教育はこの思想も入ってきているでしょうけど、少なくとも我が子達の通ってた学校の先生と生徒の関係は上下関係でした。
いまはどうでしょう?

私と子ども達の関係も上下関係でした。それが失敗だったわかって方向転換しましたが・・今更「あなたの好きにしていいのよ。あなたはどうしたいの?」と急に言われても困りますよね。子育てと教育の仕組みを見直す必要がありそうです。この世に「みなが自分で考え、自分で決めていいんだ」と掲げている組織がどれくらいあるのでしょう?これが増えたら幸福度がいっぺんに上昇しそうです。

要するに「何かすごいリーダーをひとりぶち上げるより、世の中を変えそうな人をたくさんつくって、誰がうまくいくかわからないけれども、そういう人たちに武器を与え、支援するような活動をしたほうが、実際に世の中を変えられる可能性は高いんじゃないか」ということ。
 つまり、「カリスマモデル」でなく「武器モデル」です。

2017年くらいから「私にできる社会貢献」を探して学んでいます。すると、世の中には「カリスマ」の存在がたくさんいることを知りました。いろんな分野にいろんな「カリスマ」がいるんですね。専門分野ごとにすっごく詳しい人がいて、研究もしているし本も出してるし講演もしている。世の中を変えそうな人や団体もたくさんあるんですよね。その人たちみーーーんな繋がっていけばいいのにばらばらなんですよね。凄い人はいっぱいるのになんともったいないことでしょう。

私は看護師して、専業主婦して、幼稚園教諭の資格をとって、20年ぶりに看護師に戻っただけのただの一般人です。もちろん私が学んだところでたかが知れています。でも、それでも「なにかできないか」といろんな方々の本を読んだり講演を聴いたりして学びながらいつか「なにか」行動したいと思っているのです。

第一檄で手に入れた「武器」
★ 奴隷でも、猿でもなく、「人間」になろう。
★ 本を読んで終わり、人の話を聞いて終わりではなく、行動せよ!

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