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対話を諦めたくない

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2020年6月の記事一覧

こころが病気になったとき

オンラインのコミュニティで知り合った方が、こころが病気になってしまった方々との対話会を定期的に開いています。私は、まだそこに参加したことはないのですがとっても気になっている場所のひとつです。 https://www.facebook.com/mentalsurvivorchannel/ ジャーナリストであるつっきーさんが、いまの活動のきっかけになった「増田さやか医師」にインタビューしている記事から多くのことを知りました。 精神医療をとりまく日本国内の課題に対して取り組ん

対話について対話する会

これまで、映画を見た後に誰かと対話する機会はなかったのですが、オンラインのコミュニティで知り合った素敵な方が「対話について対話する会」を開いてくださるということで参加しました。その彼女が開く対話会にはいろんなコミュニティから16名の方が参加していました。 3回に分かれてあった対話会の動画を、参加メンバーに1週間限定で公開してくださったので、本日その動画をみるという体験ができました。 同じ映画からはじまった対話会でしたが、どの会も未来を見据えた内容になっていてどの会も本気でこ

『日本人のための平和論』!!

私は長崎に生まれ、ずっと長崎に住んでいます。 原爆が落とされた2つの町のうちのひとつである長崎では、小学校の頃から平和教育に力を入れています。毎年8月9日には平和祈念式典があり、夏休み中の小中学生は登校日となっています。 8月9日 11時2分・・・その日を忘れないために、何年前からか、毎月9日の11時2分には長崎市内の街にやさしい音楽が流れます。 私の頭の中には小学校の頃に習った「夾竹桃のうた」がループします。 でもなぜか、義務教育が終わると平和教育はありません。長崎の人

場づくり分科会(オンラインでもしっかりと繋がった絆ができていたことを再認識した日)

いろんなコミュニティに掛け持ちで関わっています。 今日は、その中の1つであるSLF自己組織化ラーニングファシリテーター卒業生コミュニティの対話会に参加しました。 自己組織化・・・は説明せずにおいておきます。 卒業生のコミュニティの中で継続して場を開き続けている「場づくり分科会」は来週で23回目を迎えます。メンバーがそれぞれの実践の場所で「場づくり」をしていくときに必要な学びや情報の共有・お互いの応援をしていくために作った分科会です。だけど、私が理想とする姿になかなかたどり

映画『プリズンサークル』を観ました。

2008年に開設された島根あさひ社会復帰促進センター。 初犯や刑が軽い方が全国から来て収容されています。 2006年に再犯防止のための教育が義務付けられてから開設された、新しい取り組みの刑務所です。 東京などで上演が開始されたとき、長崎にはいつくるのかなぁと思っていましたがコロナ含む社会情勢の影響で長崎の映画館にはまだやってきません。 そこで今日は、新潟県にある「高田世界館」でこの映画を鑑賞することにしました。ここは1911年に芝居小屋からはじまっていて、現在営業している

主権者教育が早くひろがってくれますように・・・

今日はEMS エッセンシャルマネージメントスクールのご縁で、主権者教育の第一人者「西野たけひこさん」と出会いました。 主権者教育とは、「国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え、自ら判断し、行動していく主権者像を育む教育」のことだと西野さんより教えていただきました。日本では神奈川県の小中高校で先進的に実践をすすめているそうです。これまでの学校では、政治の仕組みについては学んでいたけど、「中身」については学べていなかったから投票率も少ないのかもしれないという仮説のもと、

対話の場はオフラインでやりたい?オンラインでやりたい?

今朝夜勤が終わって、駐車場に止めてあった車に乗りこみスマホを開くと「問いのデザイン出版記念ライブ」が10分後に始まるよ!という知らせが安斎勇樹さんのTwitterから流れてきました。 副題にー今あえて著者が問いたい6つのクローズドクエスチョンーと書いてあります。 6つのクローズドクエスチョン 1.対話が盛り上がるのは、ポジティブなテーマ?ネガティブなテーマ? 2.ファシリテーターは、テーマの専門家であるべき?素人であるべき? 3.問いの「答え」を持っているのは、参加者?フ

対話と対話のつなぎびとになりたい

 今朝は朝5時から6時までの早朝ミーティングでした。あるコミュニティの中で、「教育」をテーマに2人の人が対話することが公開されてありました。1か月前くらいにあった別のミーティングで、お互いの視座から発せられる答えにズレがあり、それが対立構造になっているのではないかと感じていたので、この2人がどんな対話会をひらくのかとても興味深く参加させていただきました。  結果から先に書くと、会を開いた人が事前に考えていた「問い」が今日の目的にぴったりあっていて、1時間という制約があるなか

民主主義の学校ってなんだろう?

下記のページに「民主主義の学校」についてまとめてありましたので、引用してみます。 このページでは、ジェームズ・ブライスの名言について学習します。  みなさんは「地方自治は民主主義の学校である」という言葉を聞いたことがありますか?この言葉は、ジェームズ・ブライスというイギリスの法学者・歴史学者・政治家が言った言葉です。では、なぜ国家ではなく地方自治が民主主義だと言っているのでしょうか。  まず、前提条件として民主主義の国家の権力者は国民全員であり、その意思決定は国民の合意

会話はあるけど対話はない

平田オリザさんが、上記の記事の中で語っていた基準です。 会話=親しい人同士のおしゃべり。 対話=異なる価値観や背景を持った人との価値観のすりあわせや情報の交換。あるいは知っている人同士でも価値観が異なるときに起こるやりとり。 私は、2019年の5月に『Zoomオンライン革命』著者の田原真人さんと出会いました。コミュニティに所属したり、「オンライン講座のひらき方」や「自己組織化ラーニングファシリテーター養成講座」などを学んだあとの卒業生達が所属するコミュニティでは、他愛もな

自由でいたい!自由に生きたい!

私は自由を束縛された子ども時代を過ごしました。 親がどう思っていたかとか周りの大人がどう接していたかとかそんなことを言いたいわけではなくて、小学校5年生の頃からずっと自由を追い求めています。どうやったら自分の思う通りに心のままに生きていけるのかそればかりを考えています。 54歳になったいまも自由を阻害する出来事にとっても敏感で、そのような場面をみたり、抑圧の言葉を投げかけられたりすると、過剰反応して一瞬理性を失ってしまうくらいです。 10歳の頃から、親が絶対で教師が絶対で