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なぜ勉強するのか。 Part.1

皆さんはどんな進路を歩んでどんな職業に就かれましたか?

 私は勉強が好きなわけじゃないのに、なぜか勉強が必要な進路を歩んでいます。自分でも不思議です。意味が分かりません。笑

 友達に「ぴよこは真面目だよね!」「勉強することが好きなの?」とよく言われることがあります。


まっっっっっったく勉強なんて好きじゃない。
たくさん遊んで、気楽に生きてそれなりに幸せならそれでいい。

これが本音です。


 私は小学校受験をして私立の小学校に入り、その後中学校受験を経て男女共学の中高一貫校で楽しい6年間を過ごしました。
正直、小学校受験と中学校受験は親に言われるがまましたので、自分の意志は存在しませんでした。というより、受験しないと小学校にも中学校にも入れないとまで思っていました笑
親の洗脳って怖いですよね〜。

 通っていた中高一貫校は進学校だったため、高校2年生くらいから大学受験勉強が始まりました。
私は勉強が好きではなっかたし、部活で忙しいことを理由に塾にも通わず自分なりに勉強していました。学年では真ん中より少し上くらいの成績だったのでそんなに焦ってもいませんでした。

しかし、いざ本格的に受験勉強が始まると、”国公立に受からないと恥だ” ”国公立に落ちて県内の私立に行ったなんて知られたら恥ずかしい”そんな感情に支配されるようになりました。

こんなのは本当にただの偏見で間違った感情なんですけど、当時の私の周りには優秀な子が多く、親も高学歴だったことからなんとか国公立大学への切符を掴もうと必死でした。
部活を引退してからは、毎日睡魔と戦いながら死に物狂いで勉強しました。

たぶん、周りと比べられることが怖かったんだと思います。
私は4人姉妹なのもあり、比べられることにとても敏感でした。
無意識のうちに、周りよりも劣っててはいけない。そう感じてたんだと思います。

 模試の成績の悪さで、母親には死ぬほど怒られたし死ぬほど喧嘩したし、辛すぎて学校の担任の先生の前で何回泣いたことか、、、
一度だけ、本気で死のうと思ったこともあります。(全然無理でしたけど)
今でもあの苦しさは忘れられません笑

そんな苦しさの中、死にものぐるいで戦う私に神様は更なる試練を与えました。

センター試験の1週間前に大好きだった祖父が癌で亡くなりました。

もう私の目の前は真っ暗でした。
なんでこんなしんどい思いしないといけないんだろう。とにかく辛かったです。

でも、私がどんな状況に置かれようとそんな事知ったこっちゃないと言わんばかりに試験は近づいてきて気づけばセンター試験当日を迎えてました。

先生達の応援を背に、一生懸命食らいつきました。

結果は「お前、国公立大学危ういぞ」レベルでした
絶望でした笑
本気で私の人生終わったと思いました笑

でも、こんな最悪の状況にも関わらずプライドだけは捨てられませんでした、、アホですよね、、笑

2次試験に最後の望みをかけて残り1ヶ月間また死に物狂いで勉強しました

結果、、、

第一志望の公立大学に無事合格することができました。もう泣いて喜びました笑

そして一生受験なんかしないと心に決めました。

県外の公立だったため、初めての一人暮らしをすることができとても楽しい4年間を過ごすことができました。
適度に遊んで、恋愛もして、たくさん旅行に行って。
とにかく幸せでした。

今思うと、あの時経験した”辛さ”や”絶望感”は必要なものだったんだなと。
あそこで諦めていたらどんな人生になっていたか全く想像つきません笑

ただ、医療系の学部だったこともあり国家資格取得のために結局最後の1年間は必死に勉強して国家試験を受けました笑
あんなに受験なんて一生しないと思っていたのに、、笑

晴れて国家試験にパスすることができ、無事大学卒業し、手に職をつけました!!

あとは社会人として頑張っていくだけ!!

よかったですね〜ぴよこさん!
そう思ったあなた。


違うんです。これで終わりではないんです。


まだまだエピソードは続きます、、、


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