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113.理系、文系、とは?

このnote投稿も100話連続を達成し、そこから平日だけの投稿に頻度を落としたものの、なんだかんだまだ続けられています。

今思い返せば私は昔から文章を書くのが好きでした。

決して、得意とか綺麗な文章が書けるとかではなかったのですが、好きだったんだと思います。

小学校6年生の時に作文コンテストみたいなのに当選し、市のホールで朗読したり、中学か高校か忘れましたが作文コンクールみたいのにノミネートされかけたこともあります。

確か小学生の時のが「高齢者の気持ち」みたいな内容で、中高生の時のが「捕鯨問題について」だったと思います。

人生で文章を書きまっくた最初の機会

そして思い返した中で最も文章を書きまくったのが高校1〜2年生の時です。

実はこの頃、当時ドはまりしていた遊戯王についての掲示板があり、それはそれは書きまくっていました。

当時その掲示板には雑談掲示板、デッキ診断掲示板など様々ありましたが、このうちデッキ診断掲示板での投稿回数は断トツ1位で2800回だったことを覚えています(確か2位の方が2000回くらいだったと思います)。

デッキ診断は他の人のデッキレシピが書いてあり、「このカードを何枚このカードに変えると良いですよ」といった趣旨の投稿をするものです。

そこには必ず、”わかりやすい理由・根拠”、”相手が理解しやすい言葉選び”、そして何より大事なのが”相手を思いやる気持ち”でした。

何と言っても人が一生懸命考えて作って、さらに時間をかけて文字にしたものに対して意見するわけですからしっかり文章を考えて発言しなければなりません。

また投稿回数が増えることで、自分のネームバリューと言いますか、「この人の発言なら信用できる」という空気感も出ていましたので、途中から発言には注意していた覚えがあります。

もちろん自分自身もスレ主として「診断してください!」と投稿したりしていたので、2800回の投稿は相当の文字数の投下になったと思います。

社会に出て感じた違和感

そんな私が大学に入りその後仕事に就くわけですが、社会ではなぜか”理系か文系か”という線引きがものすごくあります。

前職では「俺文系やから図面書かれへんねん」や「彼は文系やから構造的に考えるのは苦手やねん」と言っているひとはたくさんいました。

ちなみに逆のパターンはほぼいませんした。

つまり、”理系だから文章が書けない”ということはなく、基本的に理系は”図面も書くし交渉もするし金額計算もするし文章も書く”と言った感じです。

学生の時に数年間分かれるだけの”理系か文系か”で、今後の自分や人の将来に無理に蓋をしてしまっては、勿体ないことだと思います。

理系の私が文章を書くのが苦手ではないのは、時間を投下したからです。

遊戯王みたいなやっているときは楽しいけれども将来に何のメリットもないと思われがちなコンテンツのおかげで今の私があります。

今日の話も何かのお役に立てば幸いです。

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