【朝渋読書部】最近読了した本3冊「何故戦略で差がつくのか」「キャズム理論がよく分かる本」「メモの魔力」

読書の習慣をつけることにチャレンジする「朝渋読書部」。

ちょっとペースが落ち気味でしたが、勢いがついたらすぐ読める。

今回の読了はこの3冊。

なぜ戦略で差がつくのか?

これは先日の朝渋のイベントにて、Moonshotのすがけんさんが「僕はこれで人生変わったと思ってる!」といっていて、kindle unlimitedだったこともあり即購入👉読み始めた本。

私も、戦略と戦術の違いとかはて?という感じだったのが、この本で結構スッキリしたなぁという印象。

戦略とは、何か。というところからじっくり解説が入ります。
この本の結論としては

戦略とは「目的達成のための資源利用の指針」

戦略の要素は「目的」と「資源」に集約され

■良い「目的」とはなにか
■「資源」とはなにか

にかなりのページ数が割かれています。事業戦略とか言われると、なんか「キリッ」とかっこいいんですけど、いつの間にやらなくなってたり、変わってしまってたり「あれぇ?」ということが多い「戦略」という言葉。

それをちゃんと使える「戦略」にできる本、だと思いました。

「キャズム理論がよく分かる本」

こちらは、当社の会長(営業の鬼みたいな人)が最近読んで感銘をうけたらしい本「キャズム」の解説書。「キャズム」いきなり行くと諦めそうだったんで、こちらで。

キャズムとは、プロダクトなどの製品が世の中に浸透していくときにいわゆるアーリーアダプターから先の一般的なユーザーに浸透するときには大きな溝=キャズムが存在していて、それを理解した戦略が必要。という内容。

そう考えると、結構うちのプロダクトイケてるかもしれないとちょっと思ったりしたりしました。

「メモの魔力」

Newspicks アカデミアで入手。読み始めたら2時間で読めた。

前田裕二さんの「メモ魔」の話は初めて知りましたが、要はいろんなことについて「なんでかなぁ」とか抽象化して考える癖があって、それがいつも目の間にメモとして残ってるから、たくさんアイディアが生まれるっていうこと。

私も結構、なんでこれ売れるんだろう?とかなんで皆こんな行動するんだろう?とかよく考えるけど、メモにはしないので、そういう意味ではやっぱり見返せるようにするの大事だなぁと思ったりする。

あと、「抽象化」の重大さについてかなり熱く語られていて、わたしには共感度がかなり高かった。
前もこちらのnoteで書きましたが、同じ本を紹介されてました。嬉しい。


ほんと、具象と抽象をつかむと、どんなことでも理解しやすくなるし、世界が広がるので、おすすめです。

私の場合は、SEやっていたときに、物理設計と論理設計の間をいつも「どういうこと・・・?」と半泣きしながらやり続けたことがターニングポイントになりました。

Webシステムって究極的に抽象化すると、今でも動作原理はまったく変わらないんですよね。

そして、それって、意外と色んな所の現象の理解に使えたりしています。

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