RIZIN Trigger2 クレベルvs憂流迦|天狗の下剋上

寝技天狗の異名を取る佐々木憂流迦。

前戦はフェザー級で、堀江圭功を相手に3R判定負けを喫している。

打撃で突き放され、組みつくことができず、得意の寝技やグラウンドまで持っていけなかった。

堀江は、国内のフェザー級でトップクラスのファイターである。

ストライキングに優れ、腰が重い。

憂流迦にとって、バンタムからフェザーへ階級を上げて初戦の相手としては、相性的にも、レベル的にも、なかなか厳しいマッチメイクだったと思える。

今回は、さらに厳しい相手である。

朝倉未来を三角絞めで失神KOしたクレベル・コイケ。

レコード的にも連敗は避けたいところだと思うが、リスクの大きなマッチアップだ。

下馬評は、クレベルの勝利。

寝技天狗は、ここで下剋上を果たせるのか。

勝てば、一気に国内フェザー級のトップ戦線に躍り出ることができる。

個人的な予想、憂流迦は、打撃で慎重に突き放しながら、要所で組みつき、サブミッションに注意を払いながら、グラウンドコントロールで優位に進めたいのだと思う。

一方のクレベルは、柔術に絶対の自信があるので、グラウンドの展開は望むところだろう。

最近の憂流迦は、打撃が強い。

グラウンドでリスクを負うよりも、打撃を主体に距離を取り、要所でポイントを取るための安全圏からのグラップリングを狙うのも、策としてアリな気はする。

憂流迦のグラップリング力なら、クレベル相手でもキープできそうな。

もちろんリスクは伴う。

クレベルは一瞬の隙をついてくる。

2.23が楽しみだ。

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