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好きは自分から伝えないと伝わらない。

「自分の好きを表現することって、大事だよね」
大学のゼミでの発表にて、親友とこんな話になった。

私の所属するゼミは文化系で、主に芸術を中心として学ぶ。そこに集まるメンバーは昭和アイドルが好き、K-POPが好き、2.5次元舞台が好きと様々だ。

親友のステータスを簡単に言っておくとお笑い好き。特にラーメンズの小林賢太郎氏をこよなく愛している。
私の趣味はアニメや声優なので、趣味がきっかけで仲良くなったわけではない。なので私はゼミで教授に「ふたりとも普段どんな話をしているの?」と聞かれるまで、私はなぜ親友と仲が良いのかなど一切考えたこともなかったのである!

きっかけを思い返してみると、1年次のゼミが一緒だった、かつ第二言語がフランス語で一緒だったから自ずと仲良くなっていた、というのが事実だろうか。一緒にいて落ち着く、感性が似ているというのも理由かもしれない。
…待てよ?ということは自分が声優好きだと打ち明けても大丈夫なのでは?

そう思った自分は、思い切って親友に自分の好きなものを伝えることにしたのだ。

私「実は私、声優さんが好きなんだよね」
友「私も声優さん好きだよ?特にドラクエ11で声がついてから内山昂輝さんが好きになったんだよね」

…え?
今内山昂輝って言った!?

私「え、そうなん!?私も好き!!」

そう。友とは4年間仲良くしているのだが、ずっとお笑い好きだと思っていた友人は、実は私と同じ声優オタクだったのである!

友「内田姉弟(内田真礼・内田雄馬)も好きだし津田健次郎さんのようなイケオジ系も好きだよ」
私「わ か る」

友「あと梶裕貴さんと同じ誕生日(9/3)なの何気に誇りに思ってる」
私「それはうらやましい」

ここにきて怒涛のカミングアウトである。
なんせ、私は今まで親友は声優に興味ないって思ってたのだ。突然こんなこと言われたら衝撃でしかない。

やはり好きなものは自分から語らないと相手にも伝わらないのだ。


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