あなたがNFTに出会う日(3)
おはようございます。🐤
⇒前回の
今日は伝説の始まりのあの日、関口メンディーさん事件のこと、その後のお話を書いていこうと思います。
登場人物:
🐤ヒヨパパ(DeFiとかNFTとか大好き、新しい物好き)
👱♀️ヒヨママ(しっかりもので一家の大黒柱、旅行が大好き)
🐥娘ちゃん(クリエイターの卵、絵描き、夢見がち)
🧒息子くん(家の中で一番偉い、自由人、寝言多め)
(漫画:大海樹鈴さん Twitter:@Kirin_Omi)
4日目〜NFT高騰! 広がる不安
🐤「娘ちゃん、やばいって、前にもらったNFTがめちゃ値段上がってる」
🐥「まじ! やばいな」
🐤「これみて、1.4ETH」
🐥「何それ、1.4ドルってこと?」
🐤「いやちがうねん、暗号資産ってな、40万円くらい」
👱♀️🐥「ええ〜〜〜!!!」
👱♀️「なにそれ、絶対怪しいって!」
🐤「いや、これこれこういうことで、大丈夫、安心」
👱♀️「いやそんなうまい話ないよ、絶対詐欺やから、返しとき。せっかくですけど遠慮しときますって言って。」
5日目〜関口メンディーさんの登場
🐤「これ見て、僕がもらったNFT、関口メンディーさんも買ったって、ほらアイコンにしてはる」
👱♀️🐥🧒「あ、ほんまや!」
🧒「関口メンディーさんとお父さん、同じアイコンなん? すごいやん」
🐥「すごいなー」
👱♀️「確かにすごいね、でも関口メンディーさんも騙されてるってことないの?」
🐤「いや、これこれこうで、NFTの世界ってそういうことが結構あるねんって、これほんと。100万円とかはわりとあることで、中には何千万とか何億とかもあるんやで〜」
👱♀️🐥🧒「へ〜、まじか、すごいな。」
解説
ヒヨコロ家族の中で、なかなか理解が得られなかったNFTアートというもの。そもそもアートへの理解も、投資経験もまるっきり無かったのですから、当然といえます。一般人がNFTアートの盛り上がりに懐疑的なのはそこではないでしょうか。
人は自分が理解できないものを嫌うと言われています。
それも当然で、例えばクリプトパンクスというNFT界隈で最も有名で最も価値の高い作品を見てみてください。
この誰でも描けそうなドット絵の画像データには数千万円という価値がついています。信じられませんよね、理解できないのはすごく普通のことだと思います。
ではこちらの絵画はどうでしょうか?
左の絵は約900億円、右の絵は220億円の価値があると言われています。
「自分は買わないけど、価値があるっていうのは知ってる、有名だし」というところではないでしょうか。
つまり、これらの違いは「有名かどうか」という一点につきます。
アート作品というものは、作者の偉大さとか、作品にまつわる逸話とか歴史とか、いろんな理由があって高い値がついていて、その価値が理解できる人が少なくとも数人いれば、アート作品の価値は無限につり上がるという、わかりやすい例だと思います。
お話(フィクション)の中で僕がもらったNFTは、家族がそのプロジェクトを知らなかったので「怪しい」となりましたが、関口メンディーさんという信頼のある人が認めると信用度が上がりました。
こんな例は他にもあります。VISAが1800万円で購入したクリプトパンクス(さっきのドット絵)はすぐに価格が上がり、現在では4000万円程度となっています。
また、NFTではありませんが、イーロンマスクさんがビットコイン推しの姿勢を見せたときもビットコイン価格は上がりました。
有名人とか、権威のある人が認めればそんなものかと信じる。世の中、というか人間というのはそういうものなのです。
今日の内容はここまでです。なんだか昨日の「NFTアートとは信頼である」という話に通じるものがありましたが、なんとなくでもNFTアートの世界の価格の決まり方のことがわかっていただけたでしょうか。
明日はNFTのアート以外の側面に注目して見ていきたいと思います。NFTの真骨頂のところをお話できます、楽しみです。
それではまた、NFT〜(@^^)/~~~
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