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ぶたさん?

今週も、次男の担任の訪問指導があった。
今回の学習内容は、
・ぬり絵
・プロフィールカードを作る
・校歌を聞く
の3つ。

ぬり絵は、先日飽きてしまったのか、次男がクレヨンを捨ててしまったので、代わりに用意したクーピーもどきを使って色ぬり。
今までやったことのない動物や食べ物の絵にも挑戦して、割と的確な色使いをしていることに気付いた。
普段は次男のリクエストに応じて課題選びをするので、「おお、これもこれも、やればできるんだな」という発見というか確認というか。

集中して10分ほどで6枚のぬり絵を完成させ、1枚終わらせるごとに「できまちた」と先生に渡す。
「おお、ここが良く塗れているね」とか「この色選びのセンスがいいね」とか、とにかく褒めまくる先生。
私も、次男のぬり絵を褒めるときの参考にしよう…と思うぐらいの褒めレパートリー。

ぬり絵が終わると、プロフィールカード作り。
次男は自発的に字を書くことはできないが、なぞり書きならできる。
書く内容は先生が次男に聞き取りをしながら、書くことを決めていった。
プロフィールカードには、
・名前
・誕生日
・好きなことor好きなもの
・今年度、楽しみにしていること
・卒業までにしたいこと
を書く。

好きなことor好きなもの は、次男が好んで取り組んでいるぬり絵と私に毎日「どらいぶ」と言うのでドライブにした。

今年度、楽しみにしていること は、参考に見せてくれた友達のカードには「修学旅行」と書いてあった。が、次男はこの調子では修学旅行に参加することは難しいだろう。
先生が次男に尋ねた。「楽しみにしていることは何ですか?」
次男は即答した。「ぶたさん」と。
…え?ぶたさん?どういうこと?
「ぶたさんに会いたいの?」「ぶたさん
どこからどうでてきたのか、次男は「ぶたさん」を繰り返し、他の言葉は話さなかった。
はて?次男は動物園にでも行きたいんだろうか?

今年度楽しみにしていること は、「ぶたさんに会いに行くこと」になった。

卒業までにしたいこと を次男に聞くと、「そつぎょうしょうしょじゅお」を早口で答えた。
卒業証書授与か…。
おそらく次男は、質問の「そつぎょう」という言葉に反応したのだろう。
しかし、「卒業までにしたいこと」が「卒業証書授与」ではおかしい。
結局、「今年度楽しみにしていること」を「卒業証書を受け取ること(卒業証書授与)」にして、「卒業までにしたいこと」を「ぶたさんに会いに行くこと」にして、プロフィールカードを作った。

最後に、先生のスマホから校歌を聞いた。
次男は嬉しそうに体でリズムをとっていた。
本当に学校が、校歌が好きなんだなぁ。
次男がツラくならずに、学校で一日過ごすことができる日が、早く来るといいなぁ。

適度な刺激は次男を成長させるが、精神的な疲労という副作用がある。
この日も、訪問指導が終わる直前になって、私につかみかかり先生に止められていた。
疲れてきたのだろう。
でも、これから少しずつ、30分の指導に応えられる体力をつけていかなければ。

次男、がんばれ。
かーちゃんは、どうやって次男をぶたさんに会わせることができるか、考えて調べておくよ。

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