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世話焼き坊や

先日、放課後等デイサービスに次男を迎えに行ったとき、職員の方に「今日は次男君、同じクラスのMちゃんの体育袋に執着してたんです」と言われた。

翌日、次男を学校に送っていくと、学校の玄関で担任から「昨日、次男君がMちゃんを女子更衣室まで追いかけていったんですよ。今までこういうことありましたか?」と言われた。

担任・副担任とも今年度からこの学校に来た先生で、今までのことを知らないのだろう。私は次男が体育袋に執着していた時期があったことや、友達の体育袋を持って「君も体育袋を家に持ち帰りなさい」という行動(ことばでは話せないため行動をおこす)があり何度かトラブルになったことを説明した。

次男は現在中学部の2年生。定型発達の子なら異性を意識したり興味を持ったりする年頃だが、次男の場合はそんな風には見えない。

ともだちはともだち。男の子も女の子も関係ない。

そんなところだと思う。

まあ、保育園時代には、仲良くしてくれる子は女の子が多かったけれども。

今回のMちゃんの件も、次男なりの世話焼きで、「僕は体育袋を家に持ち帰るから、Mちゃんも持ち帰りなさいね。忘れないでね」ぐらいの感じだったのだろう。デイサービスの職員さんも、今までのことを知っているので、「ああ、そういえば次男君、前にも世話焼きで体育袋を友達に持ち帰らせてたね」というふうに考えたようだった。


この世話焼きで、家でもトラブルになる。

父親である。

次男はなぜか父親の着る服を勝手にコーディネートして、それ以外の服を洗濯機に放り込むことがある。それが、仕事を終えて帰宅したら着ようとタンスから出しておいた服だとしても。

そして、夏なのに長袖だったり冬なのに薄手のポロシャツ1枚だったり、季節には関係なく、それもわざわざ押し入れから引っ張り出したものを「お父さん、これ着なさい」とばかりに押しつけ、着ないと「ムキーッ」と奇声をあげて暴れる。

いくら可愛い我が子でも、こんな熱中症になったり風邪ひいたりしそうな服装を押しつけられたらたまったものじゃない。

そんなわけで、最近の次男とおとーちゃんは折り合いが悪い。

世話焼きは時には迷惑 を素でやってみせる次男なのだった。

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