ティッシュペーパーへの並々ならぬ思い

何度か書いたことがあるが、次男はティッシュペーパーに並々ならぬ思いがあるらしい。

普段から、箱ティッシュを見るといつの間にか中身を全部抜き出してごみ箱に捨て、箱もつぶして捨ててしまう。

もったいないので汚れていない限り、私が再生させる。

箱を組み立てなおし、テープで止め、まだきれいな状態のティッシュをかき集めて畳みまとめて箱に入れ、テープで反対側を止めて元の場所に戻す。

その箱ティッシュがどこにあろうと同じ。

去年の秋は、車で買い物に行って帰ってきたときに突然サンバイザーに取り付けていた箱ティッシュのカバーに掴みかかり、カバーからティッシュを箱ごと出して中身を引き抜いた。次男の怪力により、サンバイザーは壊れてしまった。

実は、家以外でも、箱ティッシュが次男に襲われている。いつも利用している放課後等デイサービスだ。

定期的な面談の時、家で困っていることについて話していてこの話題になったのだが、職員さんに「あー、ここでもやってるー」と笑いながら言われた。

家で法事があったとき、お坊さんや普段家にいない人たちが来たことで次男はパニックを起こした。それを紛らすためなのか、家にある箱ティッシュに次から次へと襲い掛かった。中身を抜きだしごみ箱に捨て、箱も潰してごみ箱に捨てる。

これを初めて見た人はびっくりしていた。そりゃそうだ。

このティッシュペーパーへの執着は、次男だけでなく他の子どもでもあるんだろうか？

とにかく我が家のティッシュペーパーの減りは激しい。普通に使う以外に、次男が次々抜き出してなぜか手裏剣型に固めてベロベロなめたりして遊ぶこともあるからだ。←これをやられると、もう再生できないので当然捨てざるを得ない。

普段、スーパーで5個パックの箱ティッシュを買っているのだが、買う頻度が高くて、陰で店員さんに「あの人、また箱ティッシュのパック買っていったわ」なんて言われているのではと内心ビクビクしている。

すみません、えーと、買い占めじゃないです。その証拠に、一度に1パックしか買わないじゃないですか。

実は次男のターゲットになるのは箱ティッシュだけではない。ポケットティッシュもなのだ。

20個1パックのポケットティッシュもただ置いておくと全滅してしまう。

他の家族が外出用に持っていこうと保管場所を見て「ない！」ということがないように、二つに分けて、次男が触らないような場所2か所に保管している。

ある日学校に持っていくように制服のポケットに一つ入れると、登校の車内（次男は最近自家用車登校している）で中身を全部出し、手裏剣型にしてごみ袋に入れてしまっていた。

それ以来、せめて登校中にいたずらしないよう、連絡帳を入れるファスナー付きバッグに入れるようにしている。

先日は、保管していた10個のポケットティッシュが襲われて、中身を出してごみ箱に捨てられていた。よく見ると、再生できるような、ダメージのないものがほとんどだったので、取り出して再生し、何個かはもとの保管場所に戻した。そのうちの1個は私のカバンの中に入っている。