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進化しつつある次男

特別支援学校高等部に通う、重度知的障害のある自閉症の次男。
今年に入って登校渋りが出るようになって、今年度に入って母子分離不安が出てきて、只今母子同伴登下校(授業参観付き)を続けている。

今月に入って、眠すぎて休んだ日が1日あるものの、割と順調に学校に通えている。

ほぼ時間通りに登校し、正面玄関から入って木工室に向かう。
木工室でバランスボールやなぞり書き(日によってはシール貼り)と裂き織り作業をこなして、保健室へ行きアクエリアスをもらって飲み、外に出てグラウンドと校舎の周りを1周歩いて下校。
学校にいる時間は1時間弱といったところか。

次男なりにこのルーティンを受け入れ、予定した学習内容をこなして帰るということが身についてきた。
あとは、バランスボールとアクエリアスの間の時間を少しずつ延ばしていく予定。
なぞり書きの課題を増やすとか、なぞり書きとシール貼りを毎日両方やるとか、裂き織りのひもを通す本数を増やすとか…。
学校の滞在時間が2時間にのびたら最高。

校内で暴れることも少なくなった。
まあ、雲行きが怪しくなったら頓服薬に頼っているからというのもあるのだけど。
薬の効き目というより、「薬を飲む」というアクションが次男を冷静にするきっかけになっている気もする。
学校でも当面の対応として、「下校するときに悪い印象で帰らない・楽しい気持ちが残った状態で帰る」ということを目標としている。
翌日の登校に影響が出るとかんがえられるから。

見る人によっては、甘やかしに感じるかもしれない。
しかし、次男が暴れると凄まじいのだ。
・泣き叫びながら自分の額を床に打ち付ける(本人がケガをする可能性)
・泣き叫びながら周囲の人につかみかかり頭突きをする(周囲の人にけがを負わせる可能性)
実際私はそれで額にたんこぶができたり目の周りに青あざができたり背中に青あざができたりしている。
極力それは避けたい。
避けるためには…


下校したあと、今までと同じ曜日に放課後等デイサービスに向かう。
今までは、車の中からスタッフさんとあいさつしたりハイタッチするだけだったのが、車から降りてデイサービスの建物内に入るようになった。

建物内に入って、次男お気に入りの部屋に行き毛布に包まってニコニコウフウフしているので、スタッフさんに「30分ほど次男を置いて外に出るチャレンジをしてみたい」と言ってデイサービスを出てみた。
チャレンジの間、デイサービスから何も連絡がなく、帰ってくると次男はまだ毛布の中でニコニコウフウフしていた。
チャレンジ成功?

ただ次の利用日にもう一度やってみようとすると、次男が私にべったりくっついてチャレンジできなかった。


学校にしても放課後等デイサービスにしても、少しずつ進歩が見えてきた。
ここで焦ると振り出しに戻ってしまうかもしれない。
三歩進んで二歩下がる
じれったい速度ではあるけど、次男の成長が見えてきたのでこれからが踏ん張りどころ。
焦らず次男のペースで、母子分離不安が解消される日を待ちたい。

よろしければサポートお願いします。 次男が壊した家の壁やその他の修理代に充てたいと思います。