Atsushi Higashidani (株式会社ヒヤク)

株式会社ヒヤク 代表の東谷のページです。弊社は事業再生のコンサルティング会社です。事業…

Atsushi Higashidani (株式会社ヒヤク)

株式会社ヒヤク 代表の東谷のページです。弊社は事業再生のコンサルティング会社です。事業支援・PMI・M&A仲介で、これまでの経験も踏まえて重要視しているポイントをまとめています。何かのヒントを得ていただいたり、共感していただけましたら幸いです。

最近の記事

2/20 18:00~ウェビナー登壇します!

地場系ウェディング企業のユニークな勝ち方を徹底研究 過去、様々な外聞環境の変化にも、婚礼業界は影響が少ない業種でした。 それが、はじめて、事業の存続を突き付けられる企業が多くなっているのが今の状況 特に、大手寡占化の様相がみられる中で、地方の企業は大きな危機感に直面している企業が多いようです。 まさに、今だからこそ、業界に必要なテーマだと思い、 私も、登壇させていただきます。 鳥善の伊達さん・サムシングフォーの岸本さん・タイアンの米倉さんと言う素晴らしい皆さんと、業界

    • ウェディングジャーナル連載 Vol6 自社×他社 企業を越えた協業

      ※本記事は2023年にウェディングジャーナルに連載した記事です。 自社×他社 企業を越えた協業 今回の連載の最終回は『「自社×他社」企業を越えた協業』をテーマとします。 ブライダル業界は、コロナ禍の影響で「数年先に訪れたであろう危機」が急に押し寄せて来たことで、様々な危機に瀕しています。その波に対抗するべく、様々な改革が行われていますが、コロナ禍やアフターコロナを見据えて急増しているのが今回のテーマである「企業の垣根を越えた新たな協業のカタチ」と言えます。コロナ禍を耐えるだ

      • ウェディングジャーナル連載 Vol5 成果を創出する組織改革

        ※本記事は2023年にウェディングジャーナルに連載した記事です。 成果を創出する組織改革 第5回は"成果を創出する組織改革をテーマとします。ブライダル事業は「装置産業」であり、ハードや外部要因が業績を左右します。しかしその一方で、例えば個人によって成約率や顧客満足が異なるように、ソフトによって業績が大きく変わることがあります。私の経験上でも、ハードを改修せずにソフト=組織を変革するコトで、業績が大きく変わった実例が多数あります。このコラムは、コロナ禍で苦闘を続けておられる方

        • ウェディングジャーナル連載_Vol 4  健全な組織改革

          ※本記事は2023年ウェディングジャーナルに連載した記事です。 健全な組織改革 第4回は"健全な組織改革をテーマとします。コロナ禍以前からも、組織課題については、多くの企業で大小様々な課題が存在していました。しかし、これほど大きな課題となっているのはコロナ禍の影響もかなり大きいと思われます。実際多くの経営者・支配人をはじめとした管理職の皆様が、業績面での懸念のみならず、組織に対しての不安を感じています。課題は放置しておけば負の遺産のママに過ぎず、一方で進化のチャンスでもあり

        2/20 18:00~ウェビナー登壇します!

          ウェディングジャーナル連載_Vol 3  新規セールス改革

          ※本記事は2023年にウェディングジャーナルに連載した記事です。 連載テーマ:ブライダル業界に於ける「次なる改革」新規セールス改革 第3回は"新規セールス改革をテーマとします。コロナ禍がもたらす影響、マーケットのシュリンクなどのネガティブなテーマに対して、このコラムを通じて、明日へのヒントを見出していただけるお手伝いが出来ればと考えています。 本稿「新規セールス改革」のアジェンダ (1)「来館前」セールス(来館率・期待度を高める) (2)「成約率」の向上 (3)「数値管理

          ウェディングジャーナル連載_Vol 3  新規セールス改革

          ウェディングジャーナル連載_Vol 2  利益率改革

          ※本記事は、2023年にウェディングジャーナルにて連載した記事です。 連載テーマ:ブライダル業界に於ける 「次なる改革」 利益構造改革本コラムの第2回は"改革に必要な利益を創出"する=「利益構造改革」を テーマとします。 もともとコロナ禍以前より「ブライダル業界は、少子化による マーケットのシュリンクが進み、緩やかに厳しくなっていく」と、 業界内だけではなく金融機関などでも数年間言われ続けてきました。 しかし、実態としては多くの企業では「大きな改革が為されてこなかった」の

          ウェディングジャーナル連載_Vol 2  利益率改革

          ウェディングジャーナル連載_Vol 1  生産性改革

          ※本記事は2023年WJに連載していただいた記事をアップしています。 ブライダル業界の生産性改革私にこの連載を託していただいた理由としましては、 既に業界の中でも、コロナ対応のみならず、 今後を見据えた大きな改革がテーマになりつつあり、 私が実際に、コンサルティング事業・事業再生を通じて、 様々な企業の皆様と奮闘しながら、 その改革の事例に多く携わってきた実績・事実を、 皆様の一助になさっていただければというコトから、 執筆させていただきます。 第1章_抜本的な生産性改革

          ウェディングジャーナル連載_Vol 1  生産性改革

          2024年 婚礼業界改革を完遂しなくては

          【2024年のはじめに】  このたびの石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。  また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。相次ぐ余震と天候も重なり、不安が募る状況が続いておられますが、皆さまの安全と、一日も早い復興をお祈りしております。  私は、かつて石川県で宿泊施設の事業再生で深く関わり、事業だけではなく、街の皆

          2024年 婚礼業界改革を完遂しなくては

          株式会社ヒヤク 第2フェーズへ

          創業してからの1年半まとめ株式会社ヒヤクは、創業以降ありがたい ご縁をたくさんいただきながら今日に至ります。 改めてクライアント企業の皆様、そして弊社関係者の 皆様に感謝を申し上げます。 最近、企業の情報発信が滞ってないか・・・??という お叱りに近いお声(ありがたいですが)も頂戴したので、 少し振り返りと今後の展望を記載します。 株式会社ヒヤクとは何者なのか? 創業以来、 ・企業コンサルティング ・ブライダル事業 構造改革支援 ・M&A仲介 ・組織育成 ・地域貢献とし

          株式会社ヒヤク 第2フェーズへ

          5月商況から見たブライダル業界の今後

          【5月度】ブライダル業界の商況 を考察 そこから起こり得るM&Aの今後 「業務改善」ではなく「事業改革」 【5月度】ブライダル業界の商況 を考察前回コラムから期間が空いてしまいました。 この数か月間、M&Aの活動はもちろん、 事業再生コンサルタントとして複数企業の改革を行っていました。 今回はその内の「ブライダル業界」に絞り、寄稿します。 おそらくコロナ禍という機会が無ければ、こんなに短期間で完遂することはなかったと思いますが、逆に言うと、これまでももっと出来たんだろう

          5月商況から見たブライダル業界の今後

          ブライダル施設閉館ラッシュに思うコト

          ここ最近の大きなニュースでは、今後の展開を予見させる、ブライダル大手企業の婚礼部門の運営委託がありました。一方で、定借(契約)の期限以外の理由によるブライダル施設の閉館ラッシュがいよいよ勢いを増しています。特徴としては、中規模都市のエリア内では上位の有力施設が目立ちます。 関係者の方や、その地で施行をされた方を思うと胸が詰まります。 少なくとも、この情勢さえなければ、よもやこのタイミングで閉館を迎えるなど起こり得ることはなかったでしょう。施設を調べてみると、閉館しているもの

          ブライダル施設閉館ラッシュに思うコト

          「ブライダル業界 今後のM&A展望」

          2022年は多くのブライダル企業に於いて、復活のタイミングと考えていた矢先、再び心配なニュースが多く飛び交っています。さかのぼるコト2年前、当初は短期で収束すると思われていた事態そして、それに向けた資金対策を行っていた経営者の皆様も、この2年相当なご苦労とともに、あらゆる手を講じて企業・雇用、パートナー企業、そして顧客・結婚式を守ってこられました。個人的に思うところは、現場ももちろんかつてない事態に直面し、長期間踏ん張っています。そして、それは経営者の皆さんに於いても、かつて

          「ブライダル業界 今後のM&A展望」

          ブライダル業界でM&Aは行うべきか?

          「M&A」に関して4つ目の投稿です。以前に記載したように、雑誌や動画サイトでよく見られる教科書的な、「それっぽい小難しい表現で、現実のジャッジに繋がらない耳障りの良い話」は書かないことにコミットして書いていきます。 標題の件。ブライダル業界には、私も長く携わってきました。 その当事者として明確にお答えする私見としては「絶対行うべき」です。 そう考える理由は、いくつもあります。逆に、やらないでよい理由(企業)の方が圧倒的に少ないと考えています。 1.マーケットがシュリンク

          ブライダル業界でM&Aは行うべきか?

          M&A 売却額の大きさ=ポテンシャル

          「M&A」に関して3つ目の投稿です。以前に記載したように、雑誌や動画サイトでよく見られる教科書的な、「それっぽい小難しい表現で、現実のジャッジに繋がらない耳障りの良い話」は書かないことにコミットして書いていきます。 本日のテーマは、 M&Aに於いて重要なポイントの一つである、 「事業のポテンシャル」をどう伝えるか?についてです。 先に記載しておくと、仲介である私の役割は、いたずらに価格を釣り上げるコトではありません。 「結果的」に売却額が双方合意の上、上がったということは

          M&A 売却額の大きさ=ポテンシャル

          「M&Aの社内責任者は、誰にする?」

          「M&A」に関して投稿2つ目の投稿です。前回記載したように、雑誌や動画サイトでよく見られる教科書的な、「それっぽい小難しい表現で、現実のジャッジに繋がらない耳障りの良い話」は書かないことにコミットして書いていきます。 「M&A(貴社)社内責任者は誰にする?」というコトを記します。  先に前提を記載すると、既に自社にM&A専任のチームがあり、リサーチや実行を恒常的に行っている企業を除き、多くの企業は、M&A自体の経験がたくさんある訳もなく、専門部署も、専任もありません。  

          「M&Aの社内責任者は、誰にする?」

          「M&Aの仲介企業」を選定するポイント

          弊社は「企業の飛躍」を支援する為に以下に取り組んでいます。 ・コンサルティング ・M&A(仲介・FA) ・人材育成(組織強化) ・PMO支援 ・経営者・経営メンバーのメンター 本コラムでは、「M&A」について連載をします。 雑誌や動画サイトでよく見られる教科書的な、「それっぽい小難しい表現で、現実のジャッジに繋がらない耳障りの良い話」は書かないことにコミットして書いていきます。ですので「M&Aの基礎知識・スキルを高めたいという方」は、今すぐ別のサイトをご参照ください。 か

          「M&Aの仲介企業」を選定するポイント