リスクヘッジ

一昨年だったか?
ニュースで老後に必要な資金3000万が大きな話題となり、
「貯めれない」「そこまで必要ない」という否定的意見が多数派。
当時私は妥当な額と唯一肯定派でした。
3000万というのが一つの境目の数字だからです。
最近ニュースで国民の貧困層が拡大しているデータが出ました。
金融資産が1億円を超える世帯が6万世帯増加して132.7万世帯。

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このデータがまた面白くて(不謹慎ですね)
どの層も金融資産は増加しているにも関わらず、
・マス層世帯が増加しアッパーマス層が減少
・超富裕層の金融資産が15年で倍に増え
・マス層の金融資産が22%増加しつつ世帯数が0.1%増加
結果:富裕層が増加👆アッパーマス層+マス層👇

総務省のデータによると全国総世帯数が59,071,519
丸めて6000万世帯として比率を求めると
5000万以上の世帯が474.5万世帯=8%
それ以下の世帯が4927.7万世帯=82.1%
非世帯が600万=9.8%
そこから見えてくるのは、
・サラリーマン(公務員は除く)や自営業者の収入減が著しいこと。
・未だに中流家庭神話を信じていることに驚く。
それは仕方がないことで、
思考と行動の源がテレビと広告(紙,SNS)だもん。

余暇の過ごし方として、
①飲み会や新規開拓目的の一人飲み
②友達とLINEやオンライン飲み会
③彼女や妻との1on1のデート
④子どもとアミューズメントパークへ行く(遊園地,USJ,TDL)
⑤家族で外食
⑥流しテレビや撮りためたテレビ番組を観る
⑦ゲームやサブスク音楽や映画
⑧家族でショッピングモールへ外出してショッピング
⑨実店舗でショッピング

ここに挙げた9項目全て諦めました。
底辺世帯であることを認識し、
それに見合った行動をすることにして2年が経過し
ちょっとづつ、いや少しづつ手元にいくばくかの現金が残る
体質になってきた感を感じています。
これまで楽しめてきた上記浪費行動の時間が無くなったことで
精神的・金銭的苦痛な時間が増えストレスがかなり蓄積されました。
(気分転換に10km以上の散歩しています)
でも、この状態を乗り切らなければ老後3000万なんて到底無理。
しかも90歳までの生存率が46%を超えている今、
やらない理由が見当たらない。

資本主義社会は誰かの消費によって成り立ち、
豊かな生活は誰かの借金で成り立っていることを忘れてはいけない。
人生散々快楽を楽しんだ後には、必ず精算する時期が訪れる。
人生ゲームのゴール手前の精算で皆学んでいますよね!!
借金以上の見返りが無いコトにお金を使っちゃいけません。

突然人員整理されるかもしれないし、倒れるかもしれない。
突発的な事故に遭い満足に動かせない体になるかもしれない。
妻に不治の病が発見されるかもしれない。
リスクを抱えながら子供の教育費を捻出するのは至難の技。
そこで、市や県の給付金や融資案件の話を聞きに庁舎を訪れた
額もさることながら定員の少なさに愕然としながら帰路につく。

この国は教育を捨てたのだと。
自己資本があれば複数選択肢が選び放題でこんな心配は皆無
底辺世帯は今後の収入確保,公的機関の資金補助がないと
ほぼほぼ住宅ローンの返済でデフォルトなるのは確か。

来年夏まで土俵際で堪える体制構築を思考した一日でした。

参考文献:@monoamine01



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