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「受容能力」を高めるということ

こんにちは。Likutoです。
いろいろ思うことがあったので久しぶりにnoteへ投稿します。

人々が「一発逆転」にハマるワケ

最近に限らずですが、「一発逆転」を狙った詐欺、あるいは詐欺まがいの誘いが横行していますね。
呼びかけ者がインフルエンサーということもあり、ハマってしまう人、あるいはその構造に気づけずにいる人もいるようです。

あなたの周りにもそういう人、いませんか?

そういう人に「辞めた方がいいよ」と言っても「いやいや、あなたは分かってない」「〇〇さんがやっているから」と言われたり、あるいはそういうやりとりすら面倒で何も言わなかったりするかもしれません。

いずれにしても、どうして聞く耳を持たないのか不思議に思いますよね。
私はこの原因に「受容能力の低さ」があると見ています。

受容能力って何?

ここでいう「受容能力」とは、話を素直に受け入れる能力のことを指します。
相手の話をそのまま捉えられるかどうか?ということです。

よく、他の人から言われたことが後々になってから身に染みたり、
もっと前に知りたかったことを目にしたりしないでしょうか?

そういうのに気づいたとき、
「あのときちゃんと聞いておけばよかった」
「あの頃の自分に言い聞かせたい」
なんて思ったりしませんか?

でも残念ながら、おそらくその当時の自分に言っても無駄でしょう。笑
なぜなら、それを聞き入れるだけの力=受容能力 がなかったから、です。
そして自分が覚えてないだけで、大概そういう情報はその頃までに実は既に目にしていたり言われていたりするはずです。

そしてこれは自分だけの話でなく、他の人も同様です。
なので、どんなに親切にアドバイスをしても響かない・改善しない人がいるのはこのためです。

ちなみにコーチングでは"coachability"と呼ばれます。

Coachabilityとは:
自己の成長や変化を促すいろんなフィードバックを継続的に行うためのマインドセット・態度のこと。苦言を受け入れる能力も含む。

コーチングってコーチする側の技量ばかりを考えがちですが、
実は受ける側にも能力についての考え方があるんですね。

じゃあ普段から何をすればいい?

私は次の2つを行うのが有効だと考えています。

1. 耳が痛いことも一度受け止めること
2. 自分の信条に反する意見・考え・事実に触れてみること

人は相反する物事が頭に入ったとき、これを解決する方向に頭が働きます。
このときにおかしな点に気づいたり、止揚をしたりすることで自分の思考力を高めることができます。

ただ注意として、他の人の受容能力を上げようと、信頼関係もないのにこの2つをいきなり押し付けると却って逆効果になりますのでご注意を。笑
あと、受容能力が低いと伝えることは、頑固と言っているのとほとんど変わりませんのでくれぐれもご注意ください。

自己啓発も最近また流行り出し、注目されているスキルを高めることに目が行きがちですが、伸ばす方向を間違わないためにはまずこの能力をつけることが大事なんじゃないかなと考えています。

以上、Likutoでした。

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