書評_ワインの壮大なスケールを感じよう___家飲み_で身につける_語れるワイン
【書評】ワインの壮大なスケールを感じよう。『「家飲み」で身につける 語れるワイン』
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ワイン好きは本書を思わず手に取ってしまうだろう。事実、私は手に取り読んでしまった。
語れるという飲む者の心を引きつけて非常に魅力的なタイトルである。
ワインスペシャリストである筆者が、ワインの発祥からの歴史、産地ごとの特色やエピソード、ワインを楽しんで飲める基礎知識などを織り交ぜながら、近くの酒屋で買えるお手軽銘柄を中心に紹介している。
序章ではワインの起源としてオレンジワインとして最近注目されているジョージアのワインを紹介。なんと新石器時代と言われている8000年前から飲まれていたようだ。なんとフルボディのワインが飲まれていたというのだ。非常に興味深い。
しかし、交通の要所であったジョージアは繰り返しの侵略でぶどう畑が荒らされワイン大国になることはなかったそうだ。
このような、エピソードが随所に散りばめられているので、飽きずに最後まで読み切れる一冊である。
読了後も、紹介されているワインを飲みながらエピソードに目を通すのも良いだろう。
ワインを飲む日常が更に楽しめることは間違いないが、一緒に楽しむ方々へドヤ顔で語らないように注意したい。
「家飲み」で身につける 語れるワイン
作者:渡辺順子
発売日:2022年3月18日
メディア:単行本
語れるという飲む者の心を引きつけて非常に魅力的なタイトルである。
ワインスペシャリストである筆者が、ワインの発祥からの歴史、産地ごとの特色やエピソード、ワインを楽しんで飲める基礎知識などを織り交ぜながら、近くの酒屋で買えるお手軽銘柄を中心に紹介している。
序章ではワインの起源としてオレンジワインとして最近注目されているジョージアのワインを紹介。なんと新石器時代と言われている8000年前から飲まれていたようだ。なんとフルボディのワインが飲まれていたというのだ。非常に興味深い。
しかし、交通の要所であったジョージアは繰り返しの侵略でぶどう畑が荒らされワイン大国になることはなかったそうだ。
このような、エピソードが随所に散りばめられているので、飽きずに最後まで読み切れる一冊である。
読了後も、紹介されているワインを飲みながらエピソードに目を通すのも良いだろう。
ワインを飲む日常が更に楽しめることは間違いないが、一緒に楽しむ方々へドヤ顔で語らないように注意したい。
「家飲み」で身につける 語れるワイン
作者:渡辺順子
発売日:2022年3月18日
メディア:単行本
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