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書評_チーム運営_複数チーム運営__チーム_ジャーニー

【書評】チーム運営・複数チーム運営。『チーム・ジャーニー』
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以前紹介した『カイゼン・ジャーニー』の続編。本作ではチーム運営の仕方、複数チーム運営の仕方を学ぶことができる。

本作は全作ストーリー形式で進む。まずは一つのチームを運営し、否、一つのグループでプロジェクト達成を目指すところからだ。

グループとチームの違いはなんだろうか?。グループはリーダーとメンバーの関係しかない状態を示す。チームは、メンバー同士も関係があるような状態だ。

同じチームのメンバー同士が何をしているかを把握している状態がチームだ。これができるだけで、お互いでサポートしあうことができ、プロジェクトはよく進むようになる。常に部下に1対1で指示を出してる人はいないだろうか?それだと同じ業務をしているただのグループだ。

また、チーム運営の次は複数チームの運営の仕方も出てくる。これは非常に勉強になった。例えば会議の設定の仕方だ。それぞれのチームと会議をすることはまず誰もが行うだろう。それ以外に設定すべきは、チームを横断した、同じような仕事を行ってるメンバーでの会議だ。別のチームでも知見を出し合えるような業務があるだろう。

チームごとの会議、リーダー同士の会議、技術者同士の会議を行うことで、別のチームが同じ仕事をしてしまうような事態も防げる。複数チーム運営には、このような情報共有の場を作っていくことが大事そうだ。

もちろんここに書いたこと以外にも大量のチーム運営ノウハウが本作ではストーリーと共に紹介されている。チーム運営に悩む人はぜひ読もう!



チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで
作者:市谷 聡啓
翔泳社

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