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書評_自分のコミュ力が高いと勘違いしていたことを痛感__頭のいい人が話す前に考えていること

【書評】自分のコミュ力が高いと勘違いしていたことを痛感。『頭のいい人が話す前に考えていること』
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人から理解され信頼を獲得する話し方が惜しみなく説明されている。人は相手を信頼するときは、傾聴されるだけでなく、共感を得ることでもなく、適切なアドバイスを受けることでもなく、「相手が真剣に自分のことを考えてくれている」ことで信頼できる人か、頭の良い人かを判断をしている。

最近、論破王などロジカルシンキングで相手をねじ伏せるプレーが横行しているが、論破には何もメリットはなく、課題に対して一緒に考えることが一番重要であり、本質的にコミュニケーションにつながる。

特に面白かったのは、話し方系の本が沢山あるが、重要なのはどう話すかではなく何を話すかであり、小手先の話し方の技術を身に着けても人の心を響かせることは難しい。つまり、話す前にどれだけ「考え尽くすか」にかかっている。

HIUでは多く人が初めて会うという経験をしているがそこで短時間にどう仲間づくりのための信頼を獲得するかのメソッドが分かりやすく説明されているので、特にHIUの皆さんにはオススメではないかと感じた。



頭のいい人が話す前に考えていること
作者:安達 裕哉
ダイヤモンド社

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