居場所

誰でも


どこかに


あるのだろう


そこにいるだけでいい空間というものが




ありったけの


想像力で考えて観る


わたしの場合は


都会じゃない


宇宙でも


自宅でも


実家でもない


光差し込む水中だろうか


羊水を漂う自分が見える


外界から遮断された無の空間


時間が流れる


意識が揺れる


いや


意識さえ溶かされ


感じない世界


言葉ではない


言葉のいらない場所


一人なのだろうか


違う


この地球の一部なのだ


逆らわず


穏やかに




無でありたい


明媚的月光ー2009.2.8

時々、何もせずに何か漂っていたい気分になりたくなります。
まさに、無でいたい時があります。
やる気がないとか
辛いとか
苦しいとか
ではないのですが
自分であることさえも感じずに
ただ、そこに在る。
と言う感じなのか、
地球の一部でしかない感じと言うのか
うまく言えませんがいろいろと空っぽになれるような感じですかね。
始めて感じたときは
もう、消えてしまいたい気持ちで、
涙も出なくて
1人、ぼんやり部屋の天井を眺めていたときでした。
柔らかい光が包んでくれるような感じがしたのです。
それでなんだか浄化されたようなすっきりした気持ちになって…
それからごく稀ですが
同じように感じることがあって
その時の気持ちをなんとか残そうと書いたものだと思います。


ありがとうございます。 サポートで頂いたお金は apple pencilを購入してイラストの勉強に励みたいです。