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炭の力

どうも、ひつじです^^

玄関先に、消臭剤としてを使ったものを置いてます。

こいつです▼

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ふと、消臭剤以外に、炭の力の使ったものはたくさんあった気がしたので、調べてみたことを記事にしていきます。

では、いきましょー

炭とは?

炭ってなにかな?から始めると、有機物を不完全燃焼させることでできるものと出てきました。さらに細かくいうと、有機物が蒸し焼きになり、炭化することで得られる可燃物とされています。

炭って蒸し焼きだったんですね。ただ焼いているだけかと思いました。釜の中とか見ることがないので意外でした。

さて、蒸し焼きにしてできた炭には、どんな働きをしてくれるのでしょうか?

炭の働き

炭は種類がたくさんありますが、ここでは木炭をベースにして進めていきます。
その効果は6つほどありました。

1つ目に熱源作用です。炭と聞いて思い浮かびやすいのが、焼き鳥とかバーベキューとかで火力として使われているところですね。燃料用と言われています。
これは遠赤外線で食材を焼く仕組みになっています。遠赤外線だと表面は焦げにくく、中までムラなく焼くことができます。

2つ目に浄水効果です。
木炭の内部は細いストローのような構造になっていて、そこに水道水の中の不純物がくっついてくれてきれいにしてくれます。またミネラルも溶け出して、まろやかな口当たりになります。

3つ目に消臭・調湿効果です。
木炭には無数の穴があるので、そこに空気中の匂いが吸着して、きれいにしてくれます。また吸着性だけでなく、放出性もあるので、湿度が高まると吸着し、逆に湿度が低くなると水分を放出する働きがあります。

4つ目に園芸ですね。土壌改良に使います。
木炭そのものは肥料になりませんが、炭が持つ無数の穴と吸着力と放出力が役立ちます。

無数の穴には微生物が棲みつくので、農作物の成長を助けます。吸着力は土中の有毒ガスを取り除いてくれますし、保水力と透水性で土に潤いを持たせることができるほか水はけも良くしてくれます。

5つ目に炊飯です。
チャーハン(炒飯)じゃないですよ笑
すいはんです。スイハン。
漢字は似てますけどね笑

こちらはミネラルが溶け出してふっくらに炊き上がることに貢献してくれます。
また、浄化作用で水道水の不純物も吸着してくれるので、美味しく炊きあがります。

6つ目に炭電池です。
炭は電気を通す特性があり、食塩水とアルミホイルがあれば電池ができます。夏休みの実験にぴったりだなと思って紹介しました。
ここで注意点ですが、通電特性があるのは樫を堅く焼いた「備長炭」に限ります。

炭って万能...

炭のことを調べると、生活環境を豊かにする万能性のある存在だとわかりました。
炭があるだけで、インフラが一旦止まっても、生き延びるツールとなってくれますね。

熱は発するし、湿度調整はするし、水と空気はきれいにするし(時間はかかりそう)、こんなものを開発した先人たちには頭が上がらないですね。

今は色々モノが溢れすぎて、昔からあったモノの本来のよさというものがわかりにくくなっていますが、炭ひとつとってもいくつかの作用があるので、今一度見直すことも必要だなと思いました。

探したらたくさん出てきそうなので、見つけ次第、記事にしていきます^^

では、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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