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はじめて栃木SCを見に行ったら、びっくりするほどラクだった。

栃木県民として地元のクラブである栃木SCのことはなんとなく気にしていて、大体の順位とか何人かのスター選手くらいは知っていました。

きまぐれに、何度か試合を見に行ったこともあったのですが、特に定着することもなく、ネットで試合結果を眺める程度の距離感で応援していました。

そして今シーズン、なんのけなしにただの思いつきで開幕戦を見に行って、行ってみたら居心地が良くて、気が付いたらシーズンパスポートを購入していました。

はじめはどうやってチケットを買うのかもわからなかったのですが、やってみたら思っていたよりもずっと簡単で、ものすごくラクにサッカー観戦できたので、その体験をご紹介したいと思うのです。

1. チケットは簡単に買える。当日券も売ってる。

サッカー観戦というと日本代表の試合みたいな一大イベントを想像してしまって、チケットを買うのも大変なのかと思っていたのですが、拍子抜けするくらい簡単にネットで買えます。

試合の一週間くらい前に買うと少しだけお安くなる早得チケットがあるのでお得なのですが、当日まで予定が確定しなかったり、当日の天候が不安な場合には会場で当日券を買うこともできます。どちらの方法でも、とにかく簡単です。

2. 車で行ける。広大な無料駐車場がある。

ひとり1台があたりまえの車社会である栃木県で生活している方にとって、車で行ける場所かどうか、無料の駐車場があるかどうかは非常に重要だと思います。驚くべきことに、会場である栃木県グリーンスタジアムには2,200台駐車可能な広大な駐車場があります。もちろん、無料です。

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出典:栃木サッカークラブ公式Web 「グリスタ アクセスガイド」

こういったイベントの場合、一般的には公共交通機関での来場を指定されるものですが、栃木SCの場合、自動車での来場も問題ありません。栃木県民にとって車で行くか、それ以外の手段を使うかでは精神的なハードルの高さに大きな差が出ますので、車が使えると非常にラクです。

もちろん、公共の交通機関を利用される方のために、JR宇都宮駅から会場までのシャトルバスが運行されていますので、そちらをご利用いただくことも可能です。

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出典:栃木サッカークラブ公式Web 「グリスタ アクセスガイド」

3. フードが充実。もちろんビールも売ってる。

なんだかこの手のイベントで食べるものって、お互いに無関心であることを表明しあった熟年夫婦のように冷たくぼそぼそとしたお弁当だったり、子供の頃の夢と希望が出涸らしになったようなホットドッグだったりするものですが、栃木SCの場合は不気味なくらいフードメニューが充実しています。まるでグルメフェスのように屋台とキッチンカーが立ち並び、あつあつホカホカのグルメを楽しむことができます。もちろんビールはちんちんに冷えてます。

それでもやっぱり、お目当ての料理のために長い行列に並ぶのは嫌なものですよね。ご安心ください。栃木SCの場合、なんか意外と空いています。きっとお店のオペレーションが効率的だから、行列が長くならないのだと思います。個人的には結構重要な事柄なのですが、栃木SCの試合は全体的に、なんか意外と空いています。オペレーションが良いせいです。たぶん。

4. 別に飛び跳ねて応援しなくても良い。自由。

サッカーの試合というと、飛び跳ねて歌って太鼓を叩くようなイメージがありますが、もちろん全員がそうしているわけではありません。前述のグルメ的なものを延々と食べ続けている人もいますし、青空の下、ニンテンドウをプレイし続けるキッズもいます。もちろん中心にあるのはサッカーですが、その周りでは皆さん思い思いの距離感で同じ空間を共有しています。

ちなみに僕は、ただひたすらにビールを飲んでいます。夏の間はナイトゲームになるのですが、スタジアムの熱気を肴にビールをぐびぐび飲んでいると、なんだかすごくメロウな気分になります。めろめろ。

5. ゆるく、のんびりが許される空間。

まとめると、こんな感じです。

・チケットは簡単に買える

・車で会場まで行ける

・会場でおいしくお食事できる。ビールも飲める

・サッカーを中心に自由に過ごせる

繰り返しになりますが、栃木SCの試合はなんか意外と空いています。駐車場の待機列に並ぶ必要もありませんし、ビールを買うために長々と行列を作る必要もありません。栃木SCの試合はとにかくラクなのです。それは試合を運営するスタッフの皆さんの努力により、オペレーションが洗練された結果なのだと思います。きっと。

もしも僕のように、なんとなく気にはなっていたけれど観戦に行くほどではないという方がいらっしゃったら、とりあえずお食事がてら一度グリスタへお運びください。そこにはなんのハードルもない、少しの非日常が広がっています。

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ちなみに、肝心のサッカーの方はバチバチです。才能の塊みたいな若者が、技術と経験に背番号を縫い付けたような元代表選手に襲い掛かる、めちゃくちゃケイオティックな光景が繰り広げられています。海外サッカーファンの方にも見ごたえがあると思いますよ。

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